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岐阜 伊奈波神社 と伊奈波神社界隈 その1 [パワースポット]

私の住む 岐阜市の伊奈波神社さんが 本や雑誌などで 
パワースポットとして取り上げられて、休日には他県のナンバーの車が
連なり、初詣の人出も 今までにない賑わいでした。
この社は、かつての美濃国三之宮で、今も県社として崇敬を集めていましたが、
最近のパワースポットブームにより 名前が全国区に知られるように
なってきています。

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『日本全国 このパワースポットがすごい!』には、御祭神は五十瓊敷入彦命で
何かにくじけそうになったとき、力になってくれる神様 として紹介されています。

この本にもあるように、岐阜が戦国の世に天下統一の拠点になった時、
戦国武将を助ける勝負の力を与えてくれる神 として、崇敬された
歴史があります。

四世紀ごろに創建され、今の岐阜城あたりの 丸山にあったのを、
斉藤道三が稲葉山城(現在の岐阜城)を築く際に、
神様が足下にならぬようにと 現在の場所に移したといわれています。
岐阜公園の北 日中友好庭園の脇に、御手洗池という池があり、
この後ろに伊奈波神社があり、
この池にてお浄めをして参拝したと思われます。
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現在の御社も、岐阜城のある金華山と尾根続きの稲葉山の麓にあり、
境内には、湧水が流れ、楼門、拝殿、本殿が立ち並び、
厳かな雰囲気が漂っています。



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本殿横のにある 黒龍社は、さらに、厳粛な空気に変わる気がします。
伊奈波神社移転前より、黒龍社・龍頭岩は祭祀されていたといわれており、
黒龍大神の霊験あらたかな御神威により、ひろく人々の信仰を集めております。
ここは、今年の干支の 辰(龍)にも関わるパワーを頂けるスポットとしておススメです。

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境内からは、岐阜市内が一望できます。
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伊奈波神社の参道脇には、善光寺安乗院があります。
ここは、織田信長が信濃善光寺の 善光寺如来を
岐阜に持ち出されており、信長没後、織田秀信が 
稲葉善光寺を建立して 善光寺如来の御分身をお祀りしたところです。

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伊奈波神社界隈には、レトロでおしゃれな店や風格ある建物が
立ち並ぶストリートがあります。
美術館、美濃伝承そば、料亭などが並ぶちょっと感じの良い街です。

石原美術は 岐阜県で最も早く一級建築士になったといわれる
佐藤信次郎と言う建築家が設計したもので、
この建物はユーゲントシュティル(ニュースタイル)と呼ぶドイツ様式で、
ステンドグラスもドイツで製作したそうです。

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岐阜町本陣跡は江戸時代、本陣を勤めた賀島堪右衛門家があったところです。
濃飛大震災で消失しましたが、「海運王」と呼ばれた羽島市出身の
日下部久太郎氏が大正初期に建築し、旧家「日下部邸」跡として残っております。
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そのなかで、お勧めなのは、桂翠館というレストランで、明治40年に建設された
旧県洋服会館であった 洋館を利用した 建物のなかで レトロモダンな雰囲気と
美味しいランチがいただけます。

ランチ1890円の内容は前菜―この日は、
キッシュとココット・スープ・メインは魚介の蒸し料理と豚ばら肉のポトフから選択、
デザート盛り合わせとコーヒーでした。
新鮮な野菜が多く 上品な味ながら ボリュームもあり、充実感があり、雰囲気・料金
ともに ◎です。

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工学院大学建築学部同窓会誌NICHE

陽陵泉様
はじめまして。
工学院大学建築学部の同窓会誌を編集している杉原と申します。
ブログの文章を、同窓会誌に引用させて頂きたいと思っております。

「石原美術は 岐阜県で最も早く一級建築士になったといわれる佐藤信次郎と言う建築家が設計したもので、この建物はユーゲントシュティル(ニュースタイル)と呼ぶドイツ様式で、ステンドグラスもドイツで製作したそうです。」

この文章を読み、建築ジャーナリストの類洲環(るいす・かん)が2013年に岐阜県へ佐藤信次郎の調査に参りました。佐藤信次郎の記事を書くにあたり、旅に出るきっかけとなった陽陵泉様の文章をぜひ紹介したいと考えております。また、お名前とブログ名をクレジットさせて頂きたいと考えております。どうぞ宜しくお願いいたします。

by 工学院大学建築学部同窓会誌NICHE (2014-03-10 04:11) 

陽陵泉

杉原先生、ご拝読、コメント有難うございました。
当ブログをご紹介いただけるという事でとても光栄に思っております。

石原美術さんの辺りは、戦火を免れており、古い建物が残り、趣ある風情が漂う街並みが残っています。
杉原先生も、ぜひ、一度來岐して頂けたらと思います。

ありがとうございました。



by 陽陵泉 (2014-03-20 15:05)