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岐阜市の紅葉が美しいパワースポット2 大智寺・延算寺 [パワースポット]

三輪釈迦 真長寺から 北に向かい10分程、山沿いに歩いていきます。
民家の軒先には、たくさんの干し柿が吊るされ 風情を醸し出しています。

調べた通りに 浄化槽のタンクを目指していくと、大智寺に到着です。
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山門
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中門
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こちらは、紅葉が進み、カメラ片手の方や 夫婦連れの観光客等
紅葉目当ての方達が 結構訪れて見えます。

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ここは 臨済宗妙心寺派のお寺で 大智寺の大ヒノキが有名です。
幹周り660cm  樹高30m    樹齢700年~1000年の 古木かつ巨木です。
幹には 落雷により 幹が裂けた後に 幹が異状発達した為
起きた 捩れが見られます。
東側の根元付近に 落雷の為に出来たと言う 大きな空洞があります。


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元々この地て 800年前に天台宗の寺院として建立されていましたが、
戦国時代になり、お寺は荒廃いたしました。
そこで、当地の北野城主 鷲見保重公が、 大智寺を開基され、
明応9年 玉浦宗眠が開山されました。
徳川時代には幕府より十八石八斗の御朱印を受け、 葵の紋を許されました。
現在も、勅使門・仏具・瓦には 葵の紋が使用されているのです。

勅使門
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土塀
本堂の古瓦を利用しており、葵の紋が見られます。
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鐘楼

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無相の庭
市松模様の苔庭で、周囲の紅葉とのコントラストが見事です。

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大智寺に隣接して 獅子庵跡 があります。
芭蕉十哲のひとり 各務支考の住居跡です。
平屋建ての簡素な建物で、解体修理の為、取り壊されています。
各務史光は 山県郡北野村西山組に生まれ、
大智寺に入り龍潭禅師の弟子になったのち
仏門を離れ、松尾芭蕉の門下となりました。
北側に残る、句碑と池を含めて岐阜県の史跡に指定されています。


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大智寺付近で昼御飯の食べる所を探し、ファミリーパーク近くで
やっとの思いで見つけた店のカレーがとても美味しかったです! 
ドリンクに付く団子の -だんご の幟旗- のある
ぴーく・あー・BOO【PEEK.A.BOO】さんのドリンク・カレーセット800円

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カレーが運ばれる前に、サラダは普通ですが、一緒に 茶碗蒸しと豚汁も
付いてきたので、隣の人が頼んだ定食と間違えられたか!? かと
一瞬焦りましたが、通常セットの内容の様でした。

家人の食した黄色の方:野菜ゴロゴロカレーは、
筍の食感が良く、スパイスの香りが良く美味だった様で、
私の頼んだビーフカレーも、スパイシーでサラッとしたルーと
ゴロッと入った牛肉がベストマッチ
偶然にしては とても満足の 良い店を見つけました。
(セットのホットコーヒーで一服)

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店の斜め向かいの田んぼの  ミナモ(岐阜清流国体・大会キャラクター)の案山子 
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帰りは、ぎりぎり間に合った一時間に1本のバスに乗って、
岩井かさ神口で途中下車。
地元では、〝かさ神さん〟と呼ばれ、参詣者が多く、
門前の田楽屋さんは 他県からも わざわざ食べに来られる位に有名で、
子供の頃から 親や祖母に連れられてお参りの帰りに
立ち寄るのが楽しみでした。

正式には、岩井山延算寺(えんさんじ)という、高野山真言宗の寺院である。
本坊と500メートル離れたところの東院があります。
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今回は、時間の都合上 
本院のみのお参りとなりましたが、紅葉の美しさは息を呑む程でした。

本院の本尊は薬師如来で、別名を「たらい薬師」と言い、
東院の本尊は薬師如来で別名を瘡神薬師(かさかみやくし)と言います。
瘡(かさ)即ち=皮膚病に利益があると言われ、
東院には皮膚病に効果があると言う霊水があります。

伝承によれば、815年、空海がこの地で霊水を見つけ、
薬師如来を祀ったのが起源であると言われています。

地元に伝わる話によると、
805年、唐から帰国した最澄がこの地に滞在し、
3体の薬師如来像を彫り上げたうちの一体が 空を飛び、
美濃国岩井で座禅を組んでいた僧侶の前に現れたと言う。
驚いた僧侶は像をお祀ろうとしたが粗末な仏堂しか造れず、
地元の農民が用意した新しいたらいの上に安置したと言う。
この事から、「たらい薬師」と呼ばれる様になったと言う。
空海がこの地を訪れた際、この薬師如来をお祀りする寺を建立し、
薬師如来を盥の上に安置した僧侶は空海の弟子となったと言われます。

又、天然痘を患った小野小町が、お告げにより疱疹、瘡を直す為に
延算寺に7日間こもった際に夢で「東に霊水がある。
その水を体にすり込むと良い」とのお告げを聞き、
その水をすり込むと治ったと言われます。
この際、その霊水に延算寺の薬師如来を模した石仏を祀ったのが
東院の始まりであると伝えられています。

又、清和天皇の御信仰厚く、上額寺(国立寺)に列せられました。
かつては大規模な伽藍で隆盛を極めたが、幾たびかの戦火で焼失し、
現在の本堂は1643年の再建で 岐阜県指定の重要文化財です。

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しかし、平安期に最澄が、因幡の岩井郡の温泉の楠で彫ったと言われる
国指定重要文化財の 木造薬師如来立像を安置し 
5月5日に御開帳されています。

その他、平安中期の木造四天王立像、白隠筆 白衣観音画像 
江戸期の杉板戸絵・桐板戸絵
いずれも市指定文化財 等の文化財を蔵しています。

本院までは 石仏がおわす山道を少し上りますが、車で上まで行けます。
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冬支度の為か、庭師さんが入られ、庭の手入れ中でした。
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弘法大師の像を祀る大師堂
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岐阜市指定の重要文化財の鐘楼の紅葉は 見事の一言です!

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岩井山庭園―池泉回遊式庭園 300坪の回遊式庭園です
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硝子に映った紅葉の様子

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ここより西南500m の小町瀧の岩屋に不動明王が安置されている
との事で、次回は足を延ばしてみたいです。
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岐阜市にも 独特な気を感じる古刹と 紅葉の名所がある事を
再認識した小さな旅でした。






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