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家康が名古屋に移した大須観音と 信長うつけ伝説の残る万松寺 [三英傑 パワースポット]

名古屋の大須界隈は、昔から大須観音様、万松寺さんの門前町として
賑わっていたのに加え、大須コメ兵さんをはじめ、ファッション、雑貨、
アクセサリーの店、店頭で食べられる様々なB級グルメのお店、
メイド喫茶 等が若者に人気を呼び、
老若男女入り混じった 名古屋で最も賑やかで元気なスポットです。

地下鉄大須観音駅を降りて少し歩くと 程なく 大須観音 があります。
このお寺は、現在の岐阜県羽島市大須にあったのを 
徳川家康が那古屋に城を新しく築き、町を造るにあたって、
慶長17年に この地に移したのです。

大須観音の御開山は能信上人で、お寺の開創時に 
伊勢大神宮に百か日籠り、世の人々が御救いとお恵みを頂く為に 
どなたをお祀りすれば良いかをお祈りされると、
霊夢によりお告げがあり、四天王寺の観世音菩薩のお姿が現れたそうです。

後村上天皇の詔により、大須の地に移され 御本尊としてお迎えしたのです。
御本尊の御霊験は後の世にも響き渡り、織田信長が寺領五百石を寄進し、
徳川家康が名古屋の地に移され、
真言宗智山派の別格本山 北野山 真福寺 寶生院
として今日に至り、『大須観音』の俗称で親しまれているのです。

本堂へ参拝頂く為の入り口として仁王門があり、左右には仁王像が
奉安されており、悪いものから山内をお守りされています。

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本堂は、大須観音の中心で、今まで二度焼失しており、
現在の本堂は、昭和45年に再建されたものです。

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面白いのは、本堂内に 賽銭用の両替器がある事です。
参拝者の便宜を図っているのも、親しまれている由縁の様です。
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鐘楼
昭和41年子供達の成長を祈る「母の愛」の鐘として、地元婦人会
を中心に、女人のみの寄進で鋳造され、女人梵鐘とよばれています。
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境内からみる大須仁王門通りの案内の絵
古着・カバン・時計の店や、甘党・煎餅・飲食店などがびっしり並ぶ商店街

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普門殿
十二支・干支の守り本尊様をお奉りするお堂です。

※何だか、昔話にある様な話となってますが、一応 体験談として
信じるか信じないかは、ご自由なので・・ 御紹介致します

こちらは、私の父が急死した後、母がうつ病になった際、母の守り本尊様の
不動明王様にお参りしたところ、真っ赤な大きなお不動様が覆い被さる様に 
母をギョロッとした目で睨まれたそうです(繰り返し母より聞かされました)。
その御蔭で立ち直った母は、暫くして、お礼に訪れたところ、その本当の
御姿があまりに小さくてびっくりして、同じものとは思えなかったそうです。
多分、お不動様が大きなお姿になって、を入れて
下さったのだと感謝しております。

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大須観音通りの商店街を、万松寺方面に歩きます。
この通りは、うなぎ、お好み焼き、揚げパン、唐揚げ、串カツなど
食べ物屋さんが多い通りです。

清寿院の柳下水
大須に来た時よく立ち寄るケーキの美味しい、〈シャポーブラン〉さんの
店の前に湧く、柳の下の水-柳下水。
尾張山三名水に数えられます。

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万松寺通りに入っても、お店は途切れません。
最近シャッター街と化した 私の地元<柳ケ瀬>とは大違いです。

<納屋橋饅頭万松庵さん>は、普通の納屋橋饅頭の他、店先で食べれる
『揚げまん棒』が人気。 前に来た時に食べました。

万松寺は、新天地通りの商店街の中にあります。
もともと中区錦、丸の内あたりに七堂伽藍を備えた寺院として あったものを、
名古屋城築城の際に、家康の銘にて現在地に移されたそうです。

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織田信長公の父、信秀公の菩提寺として開基されました。
十一面観音菩薩を御本尊としています。
父、信秀公が病死した際、万松寺にて執り行われた葬儀に、
茶筅まきの髪に腰には荒縄の帯、長束の太刀と脇差という 
葬儀にふさわしくない姿で現れたと云われます。
そして、仏前に進み、抹香を鷲掴みにして
信秀公の位牌めがけて投げつけたと云われます。
信長が〈うつけ者〉と呼ばれたのは、こういう振る舞いによるようです。

信秀公の墓へ続く 奥の院入り口

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信秀公の墓

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身代わり不動
万松寺に安置される、御立体の石像で、
信長の朝倉攻めの際の帰り道、杉谷善住坊に狙い撃ちされたが、
二発の命中弾は信長の懐の中の干し餅に当たって難を逃れた事から、
不動明王の御加護であると、加藤清正が、<身代わり不動>と命名したものです。
この話に因み、現在毎月28日にお寺で餅をつき、厄除けの餅として
参詣者に振舞っているそうです。

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仏足石
本堂の北側に仏足石があります。
天平勝宝四年に 越田安万が描いたもの を、
東海大江玄が仏足石に製作したものと云われます。
名古屋城築城の際に集まった石材の中から、
加藤清正公が見 つけて礼拝したものと云われています。

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御深井(おふけ)観音
尾張徳川家初代 義直公の御夫人である 春姫様の守護仏として
名古屋城の北御深井(おふけ)の里に祀られていたものと云われます。
後に春姫様の菩提所である萬松寺に移されました。
元は木像でしたが、戦争で焼失し、現在あるものは
大正期の名石工 佐口鍬三郎作の石像です。
良縁成就、恋愛成就のパワースポットと云われています。

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歩くのに疲れ、万松寺ビルの一階にある
沖縄物産店<にらい>さんの向かいにある<okinawa cafe>に 入りました。
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沖縄の音楽がかかり、オシャレな店内で 沖縄の味を楽しめます。
オリオンビール・トロピカルドリンクと 沖縄の料理、おつまみ、スイーツが
揃っています。
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私と家人がオリオンビール、母がパッションフルーツドリンクを頼み、ゆし豆腐サラダ、
カーリーポテトをつまみも美味しく、ビール[ビール]が進みます。

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三枚肉の煮付けが乗った沖縄そば、ソーキそば、アーサー(アオサのり)そば
を頼みました。 いずれにも、沖縄かまぼこが乗っています。
あっさりしてとってもおいしかったです[るんるん]
外は、凄い雨ですが、店内は沖縄! ご機嫌です[グッド(上向き矢印)]

沖縄そば
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ソーキそば
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アーサーそば
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帰りに、天津甘栗の<今井総本家さん>の栗子焼きコーナーに立ち寄り、
くるみ入り を買って帰りました。
餡の中にくるみが入って、香ばしくて美味しかったです。
栗の粒入りの餡、栗あん、マロンクリームなどの栗子焼き もあります。
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大須観音駅から このように お店を見ながら 寄り道しながら
歩いていくと、大津通りに出ます。
上前津駅から 地下鉄に乗って帰路に着きました。






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