圧巻!立ち並ぶ歴代京極当主の宝篋印塔―近江清瀧 徳源院 [地域情報]
中世、京極氏が北近江の藩主となった時、里城として清瀧村に居館を構え、
柏原城(柏原館)と呼ばれました。
参道 鐘楼付近の下に 何故か!?
亀!?
ウサギ!?
京極氏は、弘安9年(1286)、京極氏の初代氏信の時に清瀧寺を建立し、
盛時には十二坊が立ち並び栄えました。
第5代高氏(道誉)は婆娑羅大名としてその活躍はよく知られています。
境内の桜は道誉が植えたものと伝えられ、道誉桜と呼ばれ、春には美しい花を
咲かせるそうです。
近江浅井氏の台頭と共に、京極氏の勢いは衰え、一時期寺も荒れました。
京極高次が、姉・竜子が松の丸として秀吉の側室となり、淀君の妹のお初を
妻とするなど豊臣政権で七光りにより出世。京極再興。
関ヶ原の戦いの直前に東軍に翻り、居城である大津城に立て籠り、
西軍の精鋭部隊を足止めした功績により若狭一国8万5,000石の大名として、
若狭小浜にて京極家をさらに発展させました。
さらに、長男忠高は、毛利の抑えとして出雲・隠岐26万石に躍進するも、
忠高死後嗣子がおらず、甥の高和が播磨龍野に6万石の所領を与えられ
京極家存続を許されました。
丸亀藩6万石に転封の後、高和の死後に家督をを継いだ高豊は、幕府に請願して
近江の所領と播磨国2村を交換し、京極氏歴代の菩提寺であった近江清滝寺を復興、
父の法名に基づき徳源院と改めるに至ります。
この時、貴豊は、付近に散在していた墓碑を一カ所に集めて整理し
三重塔を寄進しています。その三重塔(県の指定文化財)が境内に残ります。
貴豊が、近隣に散在していた歴代の当主の宝篋印塔をここに集め、
順序を正して整備したものが、本堂裏手の山麓にある京極家の墓所です。
文化財保護の協力金500円を納めて、門をくぐると、ずらっと並ぶ宝篋印塔が
目に飛び込んできます。
石段の上の上段と下段の石廟や木廟に入れられた石塔・墓石
が並ぶさまは、壮観です。廟の有無、墓の大きさは、京極家の栄枯盛衰を
如実に反映されています。
上段の向かって右より始祖氏信を筆頭に、高氏(道誉)を含む、
18世高美までの歴代当主の墓碑宝篋印塔(ほうきょういんとう)が18基
ただ、大雨の被害により、石段や石垣が破損しており、上には登れません
下段には、
京極再興の祖 19世高次の墓石が石廟に入れられて祀られています
木廟に入れられている高矩、高中、高豊、高或の4基を含む、
歴代当主や分家などの宝篋印塔14基
奥より高或 高豊 高中 高矩の木廟
手前より 高美 高迢 高政 後ろ 北畠具行卿の宝篋印塔
五輪塔の前に、左から忠高と高和の宝篋印塔
奥に五輪塔3基
墓所の門を入ってすぐ左に並ぶ5基
奥より高通、高慶、高文、高賢、高琢
本堂裏に、裏山を取り込んだ回遊式の庭園があり、紅葉の名所として
観光客が多く訪れます。寺務所に予約しておけば、拝観できるようです。
本堂
又、隣接する清滝神社、神橋の辺りがよい雰囲気です。
紅葉や桜の季節でなくても、緑が目映くて清々しく感じます。
清滝神社本社
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2019年6月27日刊行 『岐阜市の昭和』(写真アルバム) ご覧下さいませ
詳細は
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-15
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-25
拙著**痛みもコリも一瞬でとれる「筋ツイスト」が特集されました↓
各書店さんに感謝! ^m^
あくまでもイメージであって、正確なやり方を解説したものではありませんので御了承下さい
動画のモデル 宮武衿佳さま
https://twitter.com/erika_mytk/status/988812536400171009
動画のナレーション 柊唯也さま
https://twitter.com/yuiya_h/status/988794946978136065
カメラマンの松川コウジ先生
https://twitter.com/PHOTOkoji/status/984751927241031681
モデルの柳沼陽菜さま
https://www.instagram.com/p/Bg8kMM0jMHQ/?hl=ja&taken-by=yaginumahina
(株)ワルキューレのスタッフの皆様、㈱秀和システムの皆様、
関係者の皆様たいへんお世話になりまして有り難うございました。
◎今回、2作目の著書となります。応援よろしくお願いします。
タイトル
痛みもコリも一瞬でとれる「筋ツイスト」
秀和システムさんより 平成30年3月29日刊行
今度は、歪みを矯正することで 痛みやコリを解消する特効法が満載です! ぜひ、読んでください <(_ _)> ↓
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柏原城(柏原館)と呼ばれました。
参道 鐘楼付近の下に 何故か!?
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京極氏は、弘安9年(1286)、京極氏の初代氏信の時に清瀧寺を建立し、
盛時には十二坊が立ち並び栄えました。
第5代高氏(道誉)は婆娑羅大名としてその活躍はよく知られています。
境内の桜は道誉が植えたものと伝えられ、道誉桜と呼ばれ、春には美しい花を
咲かせるそうです。
近江浅井氏の台頭と共に、京極氏の勢いは衰え、一時期寺も荒れました。
京極高次が、姉・竜子が松の丸として秀吉の側室となり、淀君の妹のお初を
妻とするなど豊臣政権で七光りにより出世。京極再興。
関ヶ原の戦いの直前に東軍に翻り、居城である大津城に立て籠り、
西軍の精鋭部隊を足止めした功績により若狭一国8万5,000石の大名として、
若狭小浜にて京極家をさらに発展させました。
さらに、長男忠高は、毛利の抑えとして出雲・隠岐26万石に躍進するも、
忠高死後嗣子がおらず、甥の高和が播磨龍野に6万石の所領を与えられ
京極家存続を許されました。
丸亀藩6万石に転封の後、高和の死後に家督をを継いだ高豊は、幕府に請願して
近江の所領と播磨国2村を交換し、京極氏歴代の菩提寺であった近江清滝寺を復興、
父の法名に基づき徳源院と改めるに至ります。
この時、貴豊は、付近に散在していた墓碑を一カ所に集めて整理し
三重塔を寄進しています。その三重塔(県の指定文化財)が境内に残ります。
貴豊が、近隣に散在していた歴代の当主の宝篋印塔をここに集め、
順序を正して整備したものが、本堂裏手の山麓にある京極家の墓所です。
文化財保護の協力金500円を納めて、門をくぐると、ずらっと並ぶ宝篋印塔が
目に飛び込んできます。
石段の上の上段と下段の石廟や木廟に入れられた石塔・墓石
が並ぶさまは、壮観です。廟の有無、墓の大きさは、京極家の栄枯盛衰を
如実に反映されています。
上段の向かって右より始祖氏信を筆頭に、高氏(道誉)を含む、
18世高美までの歴代当主の墓碑宝篋印塔(ほうきょういんとう)が18基
ただ、大雨の被害により、石段や石垣が破損しており、上には登れません
下段には、
京極再興の祖 19世高次の墓石が石廟に入れられて祀られています
木廟に入れられている高矩、高中、高豊、高或の4基を含む、
歴代当主や分家などの宝篋印塔14基
奥より高或 高豊 高中 高矩の木廟
手前より 高美 高迢 高政 後ろ 北畠具行卿の宝篋印塔
五輪塔の前に、左から忠高と高和の宝篋印塔
奥に五輪塔3基
墓所の門を入ってすぐ左に並ぶ5基
奥より高通、高慶、高文、高賢、高琢
本堂裏に、裏山を取り込んだ回遊式の庭園があり、紅葉の名所として
観光客が多く訪れます。寺務所に予約しておけば、拝観できるようです。
本堂
又、隣接する清滝神社、神橋の辺りがよい雰囲気です。
紅葉や桜の季節でなくても、緑が目映くて清々しく感じます。
清滝神社本社
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詳細は
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動画のナレーション 柊唯也さま
https://twitter.com/yuiya_h/status/988794946978136065
カメラマンの松川コウジ先生
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モデルの柳沼陽菜さま
https://www.instagram.com/p/Bg8kMM0jMHQ/?hl=ja&taken-by=yaginumahina
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関係者の皆様たいへんお世話になりまして有り難うございました。
◎今回、2作目の著書となります。応援よろしくお願いします。
タイトル
痛みもコリも一瞬でとれる「筋ツイスト」
秀和システムさんより 平成30年3月29日刊行
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