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麒麟がくるー明智荘散策 [戦国]

花フェスタ記念公園―[麒麟がくる]ぎふ可児 大河ドラマ館
明智光秀博覧会 会場
前回記事 https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2020-01-18

花フェスタ記念公園からほど近い位置にあります

可児市 明智荘。明智光秀の出生の地は諸説あれど、
時代考証担当の小和田先生がこの明智の荘園の地を生誕の地とされた事で、
岐阜3会場の中でも、特に盛り上がりを見せている様子を感じとりました。
明智荘解説板P1260017-P1260042.JPG

平安時代、醍醐天皇の頃に明智荘として定められ、
10世紀には藤原氏の荘園になり、12世紀には京都石清水八幡宮の御領所
となりました。
明智城址公園P1260045.JPG

明智荘と言われる辺りは、可児川の南側一帯現在の瀬田地区。
花フェスタ記念公園―麒麟がくる ぎふ可児 大河ドラマ館から徒歩で巡れます。
高台から平地になだらかな傾斜に、集落が静かな佇まいを見せます。


明智城を目指し坂を登っていくと、東屋敷、西屋敷、大屋敷という
往時をしのぶ地名、新旧の明智家の菩提寺が並んでいます。

東栄寺
かつての明智家の菩提寺。明智初代城主頼兼が出家して建立されたと伝わる。
昭和に入って、菩提寺を天龍寺に譲る。
東栄寺P1260149.JPG

本尊は大日如来の御遣いの不動明王さまを祀ります
東栄寺P1260150.JPG

天龍寺
青龍山天龍寺は、聖観世音菩薩を御本尊とする 曹洞宗のお寺です。
明智家の菩提寺として、毎年、光秀公の供養祭がされています。
天龍寺7-P1260019.JPG

天龍寺6-P1260176.JPG

本堂には、日本一大きな等身大の光秀の位牌と、木像が安置されています。
天龍寺16-P1260026.JPG

境内には、明智一族の歴代の墓所が有ります。
天龍寺32-P1260035.JPG


明智荘をみつめる会案内所― 一丸となられおもてなし下さってます。
明智荘をみつめる会案内所自販機P1260154.JPG
明智荘をみつめる会案内所P1260041.JPG
案内マップを貰い、大手口より明智城跡を目指します。

大手門
明智城大手口P1260147.JPG

先ずは、沿道に桔梗が植えられた桔梗坂を登っていきます。
明智城大手口桔梗坂P1260046.JPG
明智城大手口桔梗坂明智城へP1260048.JPG

ドラマにも登場した、大手門がお出迎え。
明智城大手口桔梗坂明智城大手門P1260054.JPG

明智城は、美濃の守護、土岐頼清の次男頼兼が開城。
ドラマにも登場する 光秀の叔父、光安が居城とし、
光秀もこの城で30年過ごした と言われています。
明智城大手口桔梗坂明智城へ看板P1260049.JPG

明智城跡之記明智城址石碑P1260082.JPG

おのおの方、足元が滑るぞ、注意して 歩かれよ。 光秀
滑り注意板P1260058.JPG

いよいよ本丸を制覇。
本丸跡P1260076.JPG

普段は城主や家臣も麓の屋敷に住んでいたので、本丸
と言っても雨露をしのぐ程度の簡素な建物だったとか。
本丸P1260022-P1260062.JPG

ガイドさんの話では、一端 農地になっていた所もあり、
当時の遺構はあまり残っていないとの事。

明智光秀公の像が作られる予定とのことですが、発注したのが遅く、
6月に完成とか。ドラマの舞台が、滋賀・坂本が丹波に移っていそう。

でも、今回の何も無くても、この明智荘や城跡は十分楽しめますよ。

馬防柵
馬房柵P1260099.JPG

二の丸
二の丸跡P1260068.JPG

搦手曲輪
二の丸跡搦手曲輪跡P1260102.JPG

西出丸
西出丸跡P1260103.JPG

出丸
西出丸跡出丸P1260104.JPG

七ツ塚
明智城が落城した時に命を落とした武将のお墓が7つ並ぶ。
七ッ塚石碑P1260029.JPG

馬場跡
七ッ塚馬場跡P1260030.JPG

中の丸跡
中の丸跡P1260023-P1260063.JPG

中の丸 切り岸
敵の侵入を防ぐ人工の崖。中世の山城は、未だ石垣は作られておらず、
この様な防御が主流だったとか。
中の丸切り岸P1260065.JPG

中の丸切り岸P1260028.JPG


展望台
明智城跡から明智荘の展望台P1260086.JPG

明智城跡から明智荘の展望台 明智荘を一望
明智城跡から明智荘の展望解説パノラマP1260093.JPG

十兵衛坂を下る人達を眺めてばかりもいられず、私達も動きます
十兵衛坂↓P1260096.JPG

十兵衛坂
十兵衛坂P1260083.JPG
十兵衛坂P1260084.JPG

水の手跡
水の手跡P1260043.JPG

水の手跡P1260113.JPG

搦手跡
水の手跡横P1260044-搦手跡P1260116.JPG

ここから先は、切岸、二重堀、堀切、虎口と、城の防御機能を堪能できます。

切り岸は、下から見上げると迫力あります。とても登れませんね。
切り岸↓P1260053-P1260133.JPG

切り岸↓P1260053.JPG

二重の堅堀
二重の堅堀P1260046.JPG

二重の堅堀P1260115.JPG

堀切
堀切P1260120.JPG

堀切虎口
堀切虎口P1260123.JPG

堀切虎口付近P1260124.JPG

六親春属幽魂塔

明智一門の慰霊に建てられていた塔婆が、昭和に入って発掘されたもの。
逆賊となった明智の供養塔を造ったことが見つかった時に
処罰されるのを恐れ、埋没されていたと謂われているそうです。

六親眷属幽魂塔P1260129-P1260051.JPG

乾曲輪
六親眷属幽魂塔乾曲輪P1260122.JPG

搦手門
六親眷属幽魂塔乾曲輪搦手門跡P1260054.JPG

六親眷属幽魂塔乾曲輪搦手門跡P1260054-P1260136.JPG

明智城跡を一巡りして戻ってくると、明智荘をみつめる会案内所の方達に
お茶を接待して頂けました。しかも温かいか冷たいかの選択までも。
明智荘をみつめる会案内所P1260151.JPG

嬉しいお心遣いに感謝です。少し歩き疲れていたので活きかえりました。

ボランティアガイドさんは、「何も残っていない」と謙遜されていましたが、
中世の山城の雰囲気を味わえ、且つ、道や看板も整備されており快適です。

但し、切り岸からの滑落や、枯葉や水溜まりの十兵衛坂など、足元に要注意です。
おのおの方、足元が滑るぞ、注意して 歩かれよ。 光秀
滑り注意板P1260058.JPG

程良い、散策コースで、楽しく一巡りして終えられました。


城跡としては、ガイドの方より この界隈で遺構がよく残っている と
お勧めして頂けました久々利城跡にも、行けたましたらと思っております。

ガイドの方の一押しの美濃金山城は、昨年に攻略しております。

この付近で、過去に訪れました 東濃・中濃の城跡としましては、

美濃金山城跡
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2019-05-17

苗木城跡
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2019-06-02

岩村城
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2012-11-27







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https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2019-02-07 [からだにいいこと 2019 5月号]



自然といっしょにvol.139 2018年10月号 [セルフ筋ツイスト]が掲載されました



https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2018-09-20 [自然といっしょに 2018年10月号vol.139]


筋ツイスト-からこと自然DSC_0632.JPG




岐阜市の昭和表紙DSC_0444.JPG


2019年6月27日刊行 『岐阜市の昭和』(写真アルバム) ご覧下さいませ


[岐阜市の昭和]に6枚提供の写真が掲載されました 

https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-15

https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-25






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