岐阜の三天神 [地域情報]
今年の干支は「丑」になりますね。動物で表すと、牛になります。
丑年参りの神社さんとしては、天神さんか牛頭天王さん(津島神社)
がありますね。
学問の神様・菅原道真を祀る天満宮や天神社には牛の像が置かれています。
これは、天満宮の神の 御使いとされる動物だからです。
加納天満宮の撫で牛
菅原道真公が、藤原時平の讒言により、大宰府に流され、都に帰る夢もむなしく
お亡くなりなりました。
菅原道真公が祀られている全国の天満宮、天神社に牛が祀られている理由は、
「私が死んだら、牛車に私の遺体を乗せて運ばせ、牛が立ち止まったところに
埋葬しなさい」と言い残されたとか。
菅原道真公は丑の年(845年)に生まれ、丑の日(903年2月25日)に
亡くなられたのだそう。
道真公は、丑年生まれで、文筆にも優れていたとかで、私的に気になる御方。
長良天神
ところで、天神さんに置かれている牛の像は、臥牛と謂れる様に、
殆どが 座っています。
なぜ牛が座っているのかは、遺体を運ぶ牛が止まった所に埋葬された
経緯に答えがあります。
牛は元々、宝満山の麓を目指していましたが ある場所で座り込んでしまい、
これを菅原道真公の思し召しと理解し、その地(現在の太宰府天満宮)に
埋葬する事になったのだそうです。
この時の、座り込んで動かない牛を模した臥牛の姿が
全国に広まったのだそうです。
長良天神の撫で牛
さて、太宰府天満宮、北野天満宮は勿論、各地に天神様が祭られています。
岐阜市には、加納天満宮、長良天神、忠節天神の三天神があります。
それぞれに臥牛がおわします。
撫で牛といって、己の身体の悪い所を擦るとよいとか。
又、頭を撫でると、道真公の様に、頭がよくなるかもしれませんね?
忠節天神の撫で牛
岐阜市内の天神・天満宮と言えば、加納天満宮・長良天神です。
それより古く県内で最も古い天神神社と言われているのが、
忠節天神です。
斎藤親頼が美濃国の目代に任ぜられた時、1220(承久2)年に
社殿を造営されたのが起源と言われてます。
その後も斎藤家の子孫は、天神神社の再宮や創建に尽くし、
1443(嘉吉3)年に 斎藤利藤が社殿を再造営寄進しました。
加納天満宮の元となったのは、斎藤利永が土岐家に仕え、守護代となり、
厚見群沓為郷(加納)に城郭を築いた時に、その城内に造営した天満宮です。
関ケ原戦の後、徳川家康は、豊臣の抑えとして加納城を構築した際に、
新しい加納城鎮護の神として、現在地に遷座したのが加納天満宮の起源です。
加納城初代城主奥平信昌とその正室亀姫をはじめ住人たちの信仰は厚く、
現代にも受け継がれています。
長良天神は、
1460年代に、斎藤氏が天神様を勧進し、利藤が本殿を造営したのが始まり。
その後の長良川大洪水、度重なる戦火により、社殿が流出、焼失しましたが
再建され、享和元年造営の本殿と、嘉永5年に造営の拝殿が現存しています。
https://sengoku-gifu.blog.ss-blog.jp/2012-04-16
https://sengoku-gifu.blog.ss-blog.jp/2014-03-31
3つの天神様 撫で牛さんにも個性があり、それぞれに趣があります。
https://public.muragon.com/utd6333f/p0zievs0.png?1592818374000
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【新刊―ウルトラポーズで体がよみがえる】拙著3作目
どうぞ 宜しくお願い致します。
当院では、安土桃山の打鍼術、江戸の按摩術も施術で行っています
拙著と拙著の紹介の記事や掲載されたもの等です↓
『指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ』自由国民社刊
2020年5月1日発売(株)わかさ出版 わかさ夢MOOK
『夢21』特別編集149号「ヘバーデン結節」バネ指・腱鞘炎・母指関節症など
―最新・最強 手指の痛み・しびれ 自力克服 大全
https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2020-04-29
2019年11月2日発売の健康情報誌[夢21・12月号]わかさ出版-の
特集「手・肩・首のしびれ・痛み・違和感、肩こり・頚椎症のセルフケア」、
-バネ指や腱鞘炎の痛みや違和感が改善する「腱はじき」の記事が掲載されました
https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2019-10-29 [夢21・2019年 12月号]
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月刊からだにいいこと 2019年 5月号 [ゴロゴロ筋ツイスト] が掲載されました。
拙著の骨盤と肋骨の筋ツイストが基になっています。
https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2019-02-07 [からだにいいこと 2019 5月号]
自然といっしょにvol.139 2018年10月号 [セルフ筋ツイスト]が掲載されました
https://ma-35.blog.ss-blog.jp/2018-09-20 [自然といっしょに 2018年10月号vol.139]
2019年6月27日刊行 『岐阜市の昭和』(写真アルバム) ご覧下さいませ
[岐阜市の昭和]に6枚提供の写真が掲載されました
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-15
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-25
丑年参りの神社さんとしては、天神さんか牛頭天王さん(津島神社)
がありますね。
学問の神様・菅原道真を祀る天満宮や天神社には牛の像が置かれています。
これは、天満宮の神の 御使いとされる動物だからです。
加納天満宮の撫で牛
菅原道真公が、藤原時平の讒言により、大宰府に流され、都に帰る夢もむなしく
お亡くなりなりました。
菅原道真公が祀られている全国の天満宮、天神社に牛が祀られている理由は、
「私が死んだら、牛車に私の遺体を乗せて運ばせ、牛が立ち止まったところに
埋葬しなさい」と言い残されたとか。
菅原道真公は丑の年(845年)に生まれ、丑の日(903年2月25日)に
亡くなられたのだそう。
道真公は、丑年生まれで、文筆にも優れていたとかで、私的に気になる御方。
長良天神
ところで、天神さんに置かれている牛の像は、臥牛と謂れる様に、
殆どが 座っています。
なぜ牛が座っているのかは、遺体を運ぶ牛が止まった所に埋葬された
経緯に答えがあります。
牛は元々、宝満山の麓を目指していましたが ある場所で座り込んでしまい、
これを菅原道真公の思し召しと理解し、その地(現在の太宰府天満宮)に
埋葬する事になったのだそうです。
この時の、座り込んで動かない牛を模した臥牛の姿が
全国に広まったのだそうです。
長良天神の撫で牛
さて、太宰府天満宮、北野天満宮は勿論、各地に天神様が祭られています。
岐阜市には、加納天満宮、長良天神、忠節天神の三天神があります。
それぞれに臥牛がおわします。
撫で牛といって、己の身体の悪い所を擦るとよいとか。
又、頭を撫でると、道真公の様に、頭がよくなるかもしれませんね?
忠節天神の撫で牛
岐阜市内の天神・天満宮と言えば、加納天満宮・長良天神です。
それより古く県内で最も古い天神神社と言われているのが、
忠節天神です。
斎藤親頼が美濃国の目代に任ぜられた時、1220(承久2)年に
社殿を造営されたのが起源と言われてます。
その後も斎藤家の子孫は、天神神社の再宮や創建に尽くし、
1443(嘉吉3)年に 斎藤利藤が社殿を再造営寄進しました。
加納天満宮の元となったのは、斎藤利永が土岐家に仕え、守護代となり、
厚見群沓為郷(加納)に城郭を築いた時に、その城内に造営した天満宮です。
関ケ原戦の後、徳川家康は、豊臣の抑えとして加納城を構築した際に、
新しい加納城鎮護の神として、現在地に遷座したのが加納天満宮の起源です。
加納城初代城主奥平信昌とその正室亀姫をはじめ住人たちの信仰は厚く、
現代にも受け継がれています。
長良天神は、
1460年代に、斎藤氏が天神様を勧進し、利藤が本殿を造営したのが始まり。
その後の長良川大洪水、度重なる戦火により、社殿が流出、焼失しましたが
再建され、享和元年造営の本殿と、嘉永5年に造営の拝殿が現存しています。
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3つの天神様 撫で牛さんにも個性があり、それぞれに趣があります。
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- 価格: 1,430 円
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2020年5月1日発売(株)わかさ出版 わかさ夢MOOK
『夢21』特別編集149号「ヘバーデン結節」バネ指・腱鞘炎・母指関節症など
―最新・最強 手指の痛み・しびれ 自力克服 大全
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2019年11月2日発売の健康情報誌[夢21・12月号]わかさ出版-の
特集「手・肩・首のしびれ・痛み・違和感、肩こり・頚椎症のセルフケア」、
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『痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト』秀和システム刊
月刊からだにいいこと 2019年 5月号 [ゴロゴロ筋ツイスト] が掲載されました。
拙著の骨盤と肋骨の筋ツイストが基になっています。
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自然といっしょにvol.139 2018年10月号 [セルフ筋ツイスト]が掲載されました
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2019年6月27日刊行 『岐阜市の昭和』(写真アルバム) ご覧下さいませ
[岐阜市の昭和]に6枚提供の写真が掲載されました
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