尾張四観音 龍泉寺

名古屋市守山区にある龍泉寺は、最澄開基といわれる
天台宗の寺院であるが、要害の地であると共に、
濃尾平野を一望できる地理ゆえに、
桶狭間の戦いでは、清州城の北東の防衛の拠点となり、
徳川家康と羽柴秀吉が戦った『小牧長久手の戦い』では、
秀吉は小幡城の家康を討つ為に、この地に陣を張った。
しかし、羽柴軍敗北による退却時に火を放たれた為に、
多くの建物は消失している。








この寺は、歴史上、『龍泉寺城』として、軍事拠点となり、
周囲に堀の後も残されている。
境内の裏に、日本庭園と共に宝物館を兼ねた模擬天守が建てられ、
この寺が、戦国時代に歴史を刻んだことを認識させられる。









江戸時代には、名古屋城を鎮護する尾張四観音の一つとされて、
信仰を集めました




龍泉寺までは、ＪＲ大曽根駅より、
ゆとりーとラインといわれるガイドウェイバス　で行ったのですが、
小幡緑地まで、高架式の軌道を走り、そこから先は普通のバスに
なったのが面白く、意外に楽しかったです。









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タグ：名古屋の寺院　戦国　城郭　観音