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午(うま)年のパワースポット 藤森(ふじのもり)神社 [パワースポット]

今年は、-午年-と言う事で、-馬の神様-が注目を集めていますね。
そんな中で、京都市伏見区の藤森神社に行って来ました。

ここは、私が龍谷大学に通っていた時、下宿していたアパートの近くで、
お祭りの時など何度か訪れた事のある思い出の神社ですが、
馬にゆかりがある事は知りませんでした。

この日は、伏見稲荷に参拝し、稲荷山の神社めぐりをした
後に 向かいました。

従って、先ず、
JR稲荷駅から奈良・城陽方面に一区だけ乗って JR藤森駅で下車です。

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藤森駅は、高台にあり、京都教育大学の横を通り、5分程道を下ると、
藤森神社の看板が見えてきました。

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この神社は、約1800年前に、
神功皇后が新羅より凱旋の後、山城国深草の里 藤森の地を
神在の聖地として よって創建された古社です。

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軍中の大旗を立て、兵具を納め、塚を造り、神祀りされ、
現在、本殿東にある御旗塚が その塚と云われます。

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本殿は正徳2年、中御門天皇より賜ったものです。
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本殿中央(中座)の御祭神は
素盞鳴命、別雷命、日本武尊、応神天皇、仁徳天皇、神功皇后、武内宿禰
の七柱です。

本殿東殿(東座)の御祭神は舎人親王、天武天皇の二柱で、
足利義教が 稲荷の祠を深草藤尾(現・伏見稲荷)に移し、
藤尾大神を藤森に遷座し、東殿に祀ったそうです。

舎人親王は、日本書紀の撰者であり武道にも優れた文武両道の神であり、
皇室や藤原一門の崇敬厚く、860年、清和天皇の宝祚に際し
奉幣の神事が行われました。
これが藤森祭(深草祭)の初めである とされます。
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本殿西殿(西座)の御祭神は
早良親王、伊豫親王、井上内親王の三柱で、
早良親王は、陸奥で反乱が起こったので征討将軍として
当神社に詣で戦勝を祈願され、その出陣の日が5月5日で、
これが現在の駆馬神事の元であるといわれます。

早良親王は、塚本の地(京都市東山区本町)に祀られたのを
天長3年、伊豫親王、井上内親王の二柱を合祀し、
応仁の乱後、ここ藤森に遷され、西殿に祀られました。


毎年5月5日に行われる藤森祭は菖蒲の節句発祥の祭と言われ、
各家々に飾られる武者人形には 藤森の神が宿るとされています。

菖蒲は尚武に通じ、尚武は勝負に通じるので、勝運を呼ぶ神
として信仰を集めています。

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藤森祭の際、奉納される駈馬神事が、馬の神事である事から馬の神
として信仰され、馬主、騎手、競馬ファンの参拝が多いと云われます。

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境内には御神水や 御神木などのパワースポットがあります。

不二の水
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本殿の裏手に、大将軍社社殿と 八幡宮本殿があり、
重要文化財に指定されています。

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参拝、境内散策を済ませ、西の鳥居から出て、
藤森神社を後にしました。

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駆馬や菖蒲すなわち尚武・勝負の繋がり、武神が多く祀られている事や
明治時代から第二次世界大戦終了まで周辺が軍用地であったことから、
かつては 馬と武運の神社として信仰を集めたそうです。

現在は馬と勝負事の神社として知られており、競馬関係者・競馬ファンの
信仰を集めており、競走馬の絵馬が多数奉納されています。

また舎人親王を祀ることから学問、特に受験での勝運をもたらす神社
とされる為、受験生にはうってつけのパワースポットと云えます。

又、神社の森は東隣にある京都教育大学の豊かな樹木群に連なっており、
一体化した森の様になっており、清々しい気に溢れてれていました。






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