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小倉山城と美濃城下町 [城下町]

美濃町は、明治末期までは上有知と呼ばれ、
古来より、紙漉き技術で全国に知られていました。
江戸時代には、関ヶ原の戦いの功により 領土を増やした 
金森長近公が 小倉山城と城下町を築きました。

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長近は 長良川の水運を利用する為に、河畔に上有知湊を開き 
経済活動が盛んとなり、商人の町として発展しました。

城下町は、水害を避けた丘の上の城下町は水利に乏しく、防火と類焼防止
の為に 屋根の両端に 卯建〔うだつ〕が設けられました。

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その軒飾りには、家々により凝った装飾がされて、このうだつ
上げる為には、相応の店構えが必要となり、〝富の象徴〟となった様です。

1606年頃に東西方向の二筋の街路と、これを結ぶ南北方向の四筋の横町からなる
目の字型の町割りが完成され、現在も、卯建を有する伝統的な建物が多く残り、
『伝統的建物群保存地区』に選ばれております。

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関・美濃・郡上などの 中濃地方は、鰻の美味しい所が多く、お昼御飯は、
パリッと焼かれた鰻が良く合う ひつまぶし がお勧めです。

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見逃せないのは、旧今井家住宅で、江戸末期より庄屋を務めた紙問屋で、
最も古いうだつ軒飾りを残し、奥座敷、水琴窟の他、資料館もあり見応えがあります。
美濃和紙の里会館は 街並みから離れているので、美濃和紙あかりアート館
との二館共通券で巡ると良いです。


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