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朱塗りの建物が立ち並ぶ 南宮大社 [パワースポット]

新幹線で岐阜羽島と米原間を通行中、下りなら進行方向左側に
大きな朱い鳥居が見えてきます。
地元では「なんぐうさん」と呼ばれている、
美濃国一之宮 南宮大社さんのシンボルともいえる大鳥居で、
高さは21mの立派なものです。

2-P3220023南宮大社大鳥居.JPG

御祭神は金山彦命さまで、
全国の鉱山・金属業の総本宮として崇敬を集めています。

12-P3220027南宮大社大鳥居.JPG

81神餞所回廊P3220041南宮大社.JPG

最近では、同じ祭神を祀る
京都の御金神社が金運上昇のパワースポットとして注目された事あり、
南宮さんも金運の御利益も授けられるそうです。

さらに朱塗りの大鳥居の手前になる石の鳥居は垂井宿にあります。
1-1-P3220194南宮大社石大鳥居.JPG
1-P3220192南宮大社石大鳥居.JPG


立派な構えの楼門が見えてきます。
その前の川には、江戸初期に社殿と同じ時期に作られたという、
風格のある石輪橋と石平橋という二つの石橋が架かっていています。
参拝者は石平橋を渡ります。

14-P3220085南宮大社楼門.JPG

門の正面にある約370年前に花崗岩で造られた石輪橋は、その名の通り
輪の様に円弧を描いており、神様が渡られる橋となっております。

18P3220037南宮大社楼門.JPG

楼門の表には、左大臣・右大臣の木像が、
裏には狛犬が門番の如く置かれています。

24P3220042南宮大社楼門.JPG

31P3220072南宮大社楼門.JPG


楼門を抜けると、そこには、鮮やかな朱の建物が立ち並ぶ景観が
目に飛び込んできます。
手前に舞楽を舞う場所である高舞殿、
その後ろに拝殿があり、左右に回廊が伸びます。

高舞殿と拝殿
61高舞殿P3220067南宮大社.JPG
拝殿
70拝殿P3220064南宮大社.JPG
回廊
75神餞所回廊P3220061南宮大社.JPG

回廊は、神饌所と勅使殿に続きます。
勅使殿
76回廊勅使殿P3220066南宮大社.JPG
神饌所
80神餞所回廊P3220058南宮大社.JPG

建築様式は、和様と唐様を混用した独特の『南宮造』とよばれるもので、
本殿と幣殿は素木造り、その周りの建物は朱に彩られ、神輿舎・神官廊の
渋い茶色がよい風合いを醸し出しています。

神輿舎
89神興舎P3220068南宮大社境内.JPG


86神興舎P3220060南宮大社.JPG


神官廊

78神官邸P3220069南宮大社境内.JPG

境内の建物には、徳川家光が造営したという事で、職人集団が同じ為か、
日光東照宮や石清水八幡宮のテイストを感じる彫刻が見られます。

社殿の軒回りは、全て刳抜蟇股という社寺建築独特の装飾が施されていますが、
高舞殿という拝殿前にある建物の上部の蟇股には、12の干支の動物の丸彫りが
建物を一周する様に彫られてられています。

56高舞殿P3220052南宮大社十二支.JPG

57高舞殿P3220056南宮大社十二支.JPG

本殿の左奥に南宮山の登山口があります。
今は、ハイキングコースとなり、当日も親子連れが多く訪れられていました。

その昔、関ヶ原の合戦では、毛利秀元が南宮山山頂に布陣し、中腹に
参謀の安国寺恵瓊が布陣したところで、登って行くと陣跡が見られます。


160P3220076南宮山.JPG

ハイキング以外の方はあまり行かない所ですが、こんなパワースポットもあります。
石船社
158石船社P3220053南宮山.JPG
金敷金床社
156金敷社金床社P3220082南宮山.JPG

瓦塚
162瓦塚P3220049南宮山.JPG

千本椿奉献碑
189千本椿奉献碑P3220077南宮山.JPG

御神木白玉椿
188御神木白玉椿旧址P3220080南宮山.JPG

住吉宮處寺
187住吉宮處寺境内P3220078南宮山.JPG

散り椿 流れの瀬にも浮く
191P3220087南宮大社椿と川の参道.JPG

又、往時の境内には、
神仏習合による堂宇も立ち並んでいた様で、その名残を感じます。
それらは、明治初期の神仏分離令により、朝倉山真禅院に移されたそうです。

三重塔旧址
175P3220050南宮山.JPG

朝倉山真禅院の朝倉山山頂より
2-朝倉山山頂よりP3220136朝倉山真禅院.JPG










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