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上石津のパワースポット 大神神社(おおみわじんじゃ) [パワースポット]

岐阜県の神社の中で、屈指のパワースポット と言われながら
余り知られていない神社が、岐阜県の大垣市に合併し、飛び地となった
上石津町の奥の山あい、三重県や滋賀県との県境に近い集落にあります。


JR大垣駅から、休日は2~3時間に1本の、名阪近鉄バスの‐多良・時-行き
に乗り、一時間余り。9時10分のに大垣駅前を出て、先ず、大垣市内を
垂井方面に向かい、静里から綾野そして一旦、養老町に入ります。
そして、又 大垣市上石津町に入り、中心地牧田に到着です。
牧田で、JR関ヶ原駅からのバスと連絡します(但し一日3本のみ)。

ここから、南に向けてかなり奥に進みます。長い上石津のトンネルを越えて
下多良の集落に入り、もう少し進んだところの「宮」でバスを下ります。

先ずは、『上石津町郷土資料館』に立ち寄ります。

上石津郷土資料館P4260020 (2).JPG

[大神神社]はどの辺りかを、帰りに資料館の方にお尋ねすると、
玄関を出ると見える、「こんもりとした茂みの所です」と教えて頂きました。

小高い丘から下りて行く形で境内に入る形になりますが、
社殿は、多くの杉の巨木に囲まれて、僅かに顔を見せています。

2大神神社P4260011参道.JPG

4大神神社P4260013参道.JPG

この、大神神社の社叢は、県の天然記念物に指定されているだけあり、
幹の周囲が5mもある大きな杉の古木が何本も立ち並び、荘厳かつ
神聖な感じを醸し出しています。

21大神神社P4260026参道.JPG

12大神神社P4260033参道.JPG

鳥居の方に回ると、ひときわ大きな御神木があります。
30大神神社P4260030.JPG

16大神神社P4260062参道.JPG

17大神神社P4260029参道.JPG

そんなに大きくない境内ですが、鳥居をくぐると、空気が変わるのを感じます。

35大神神社P4260029 (2).JPG

境内に入ると、正面に拝殿があり、後方に本殿。
大神神社御拝殿P4260017-P4260047 (2).JPG

本殿の左右に境内社が並びます。
右には、本殿の隣から神明社、愛宕社、秋葉社。

大神神社祠1P4260020.JPG

本殿の左には、赤い鳥居が建つ稲荷社があります。

大神神社祠稲荷神社2P4260042 (2).JPG

大神神社は、延喜式神明帳に記載されている歴史の古い神社です。
延喜式神明帳とは、927年に作成された神社の一番古い名簿の様なもので、
ここに記載されている神社を式内社と言います。


社伝によると、朱鳥六年(692年)、実際には朱鳥六年という年は存在しない為、
朱鳥元年が686年という事から朱鳥六年は691年頃と推測されます。

持統天皇の伊勢行幸の際に、伊勢国三重郡に到着した時、
大物主神が右大臣三輪朝臣高市麿に託した
「わが住む社を美濃国多芸山の川上に建てよ」との御神託により、
この地を選んで創建されたという。創建当初は奈良の総本社大神神社同様、
大神神社と称していたそうです。

大神神社御拝殿P4260019-P4260038 (2).JPG

近くの郁季山宮ヶ平に神武天皇を祀る神社が永久元年(1113年)、
暴風雨によって流出し、この地に流れ着いたものを拾い上げて
当社へ合祀した為、流彦大明神と称しましたが、
後に、社全体を流彦大明神と称する様になったそうです。

往古は、上之山という山に鎮座していたものを、社殿消失により
永和七年(1375年)、現在地へ遷座されました。
明治になって、社号を大神神社へと戻し、郷社となったそうです。

大神神社御拝殿P4260037 (2).JPG


人の気配も無くこじんまりとしていますが、お社は勿論、包み込むような
古木・巨木のパワーに充ち溢れた、素敵な所でした。

そして何といっても、あの奈良の大神神社と同じ祭神、同じ名の神社が
岐阜県の片田舎(失礼)に有ったのは驚きでした。
そして、この辺りは、看板や表札を見ても、―三輪姓― が多い様で、
大神神社の地域の人に及ぼす お力をも感じさせます。

連休はどこへ行っても混雑ですが、ここは大型連休の混雑とは無縁、
静寂のなか 神聖感な空気を満喫できるスポットです。










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