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本陣の残る 二川宿界隈の散策 [パワースポット 古い町並み]

豊橋駅から、JRで浜松方面へ一駅。二川駅で降ります。
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家族連れの観光客が動植物公園へと向かうのに背を向けて、
旧東海道へと入ります。二川宿と染め抜かれた暖簾がかけられた
古めかしい建物が点在します。

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この東海道33番目の宿場町である二川宿は、旅籠38、家数328と
他の宿場町に比べると小規模ですが、
東海道の中で、滋賀の草津宿と共に、本陣が現存する宿として、知られています。
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喫茶店もそれらしい造りですが、この日は臨時休業でした。残念。
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旅籠屋 壺屋
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醤油屋 西駒屋

現在も、商いをされています。
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巴屋
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現在は、宿場町時代の町割りや枡形がそのままの状態で残されており、
宿場の中ほどには旧本陣が、二川本陣資料館として整備されていて、
東海道や二川宿についての展示がされています。

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駐車場には、往時の高札場が復元されています。

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東海道の松並木の松が展示されています。
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旅籠屋 清明屋

寛政年間頃に開業した旅籠屋です。本陣のすぐ隣にあったため、大名行列が
本陣に宿泊した際には、家老など上級武士の宿泊所となりました。
明治以後、旅籠屋を止め、薬屋を営んでいた為、改築されていたのを
豊橋市に寄贈されたのをきっかけに、江戸時代の旅籠屋姿に戻して
内部が公開されています。

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本陣は、江戸時代公家・大名・幕府役人が休憩や宿泊をした施設で、宿場の中央にあり
門、玄関、上段の間を備えた、堂々とした建物です。

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玄関 式台
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建物は、主屋、玄関楝と、書院楝に分かれております。

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殿様が座る上段の間が再現されています。
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書院連の最奥には、湯殿と雪隠があります。
湯殿
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雪隠

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土蔵 中に入れる東土蔵と公開されていない西土蔵がある
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二川宿本陣は、江戸の初期には後藤五左衛門が、問屋役の傍ら務めていましたが、
度重なる火災で没落し、文化4年から、武田信玄の家臣、馬場美濃守信房の流れをくむ
馬場彦十郎が引き受けました。

馬場家は、伊勢から二川に移り住み、伊勢屋を営む有数の商家でした。

伊勢屋
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資料館、旅籠屋、本陣と、ゆっくり見て1時間半、とても見ごたえがあり、
江戸時代の雰囲気を堪能できます。



このあと、大岩寺、岩屋観音へと足を運びます。続く[soon]









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