阿倍晴明生誕地といわれるパワースポットは、神社のようなお寺 [パワースポット]
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
1/1から1/3までは、阿倍野文殊院に、桜井駅と三輪恵比寿神社より、
初詣シャトルバスが運行されているため、大神神社の帰りに
立ち寄ることとしました。
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2016-01-03-1
孝徳天皇の勅願によって大化改新の時に、左大臣となった
安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)が安倍一族の氏寺として建立したのが
「安倍山崇敬寺文殊院」(安倍寺)です。
今では、京都府・天橋立切戸の文殊さん、山形県・奥州亀岡の文殊さんとともに、
「大和安倍の文殊さん」としてその名を知られ、受験生が多く訪れるお寺さんです。
1665年建立の、安倍文殊院の「本堂」は入母屋造りの本瓦葺きで
沢山の絵馬の後ろには能舞台つきの「礼堂」があります。
本堂の右に釈迦堂、左に大師堂、本坊、庫裡が並ぴ庭園を隔てて方丈客殿に
つらなっています。
神社における拝殿にあたり、神社のようですね。
この阿倍文殊院は、「祈祷寺」と呼ばれ、祈祷によって生業を得ている寺院です。
したがって、檀家やお墓はなく、葬儀や法要は行わない形式のお寺なので、
現世利益を求めて訪れる人が多く、その意味でも神社のようなお寺といえますね。
本堂奥にはご本尊文殊菩薩様を安置する「大収蔵庫」があります。
お正月にできる特別拝観は、本堂・収蔵庫拝観と金閣浮御堂拝観で
それぞれ700円ですが、共通拝観券は1200円です。
どちらも、パワーを頂ける記念品付きなので、決して高くはないです。
本堂内では、ご本尊文殊菩薩様の智慧にあやかろうと、受験生の合格祈願の祈祷が
行われていました。
収蔵庫で間近に拝めるご本尊は快慶作の木造極彩色の騎獅文殊菩薩で、
7mもあり日本最大の大きさに圧倒されます。
右手に降魔の利剣を持ち左手に蓮華を持ち獅子に乗った渡海文殊像です。
文殊菩薩は4体の脇侍像(善財童子像・優填王像・維摩居士像・須菩提像)が
取り囲んでおり、渡海文殊群像は5体すべて国宝に指定されており、
その空間はただ凄いの一言です。
本堂を拝観すると、五芒星のマーク入りのお念珠がいただけます。
色もカラフルで、災難除けに身につけておくのにも よさそうです。
文珠池に、その美しい姿を映しているのが「金閣浮御堂」です。
ご本尊の弁財天のほか、内部には「安倍仲麻呂像」「安倍晴明像」
などが祀ってあります。
六面の壁面には、十二天御尊軸が掛けられ四方八方、天地を守っておられます。
文殊院は、安倍晴明公の生誕の地ともいわれ、この浮見堂は陰陽道の根本道場として
参拝者の厄災を払うための「七まいり」の願掛け修行場になっています。
金閣浮御堂を拝観すると、七まいりのおさめ札と肌守りが授与されています。
七難に合わないように念じながら、お堂の周りを七回り、一回 回るたびに
お札を収めます。七回 回るとけっこう息が切れます。
文殊院には、いくつかの古墳があります。さすが奈良は古墳が多い!
とくに、飛鳥時代の文殊院西古墳は、きれいに磨かれた石を巧みに積み上げられて
造られた切石造石室で、全国で7つしかない国指定特別史跡のひとつです。
この古墳は古来より安倍寺の創建者である安倍倉梯麻呂の墓であると
伝えられています。
また、石室には弘法大師お手作りと伝わる願掛け不動の石仏が祀られています。
閼加井の古墳(智恵の窟)は、飛鳥時代の 巨石を使用し加構された古墳で、
羨道の中ほどに数百年の昔より涸れることなく湧き出ている泉は「知恵の水」と呼ばれ
ています。
白山堂
安倍文殊院には「縁結び」の神様もいらっしゃいます!
「白山神社」にはお社の前にはハート型の「縁結び絵馬」がたくさん
掛けられています。
建物自体も重要文化財で、小さいながらも落ち着いて風格あるたたずまいです。
そのほかの色んなお願いは「十一面観音さま」が叶えてくれます。
十一面観音さまの背後にも、「ご分身奉納仏」さんがたくさん祀られています。
その数に圧倒されますね。
合格門
この合格門は松を使って造られております。松は常緑樹で落葉しないこと、
合格門をくぐり合格を「まつ」に引っ掛けてあるようです。
合格門をくぐって展望台に上がると、安倍晴明が天文観測をした所があります。
そこには「安倍晴明堂」が建てられています。ここでは魔除け・方位除けの
願いをすると、パワーがいただけます。
赤い色の作務衣のスタッフの女性が御仏飯?を速やかに
供えられて、次へと立ち去られる姿が印象的でした。
そういえば、全ての鏡餅が紅白重ねで、これまた インパクトありました。
本堂裏の丘の上には、「葛の葉稲荷(くずは稲荷)」があります。
これは、安倍文殊院が安倍晴明の生誕の地であることから、その母とされる白狐を
「信太森葛葉」を祀っているのだそうです。
ここは特に「金運」「財運」の願いを叶えてくれるそうです。
稲荷様のある丘から眺める境内。
年賀状の定番ー安倍文殊院の名物「ジャンボ花絵」の脇に建つ「不動堂」。
中には不動明王さまが祀られています。
阿倍晴明生誕地といわれるパワースポットは、様々な演出もされ、
祈祷寺院として人気があり、大神神社さまの参拝の列より長い待ちが、
延々と続いていました。
しかし、安心してください。寺宝拝観の人は、別の入口より入れます。
家族連れでもけっこう楽しめる おすすめのパワースポットです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
[三輪明神] ブログ村キーワード
[三輪山] ブログ村キーワード
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されました。
応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m
御蔭様をもちまして
アマゾン売れ筋ランキング 指圧マッサージ部門で最高2位を記録しました。
東京の 高田馬場の芳林堂さま、新宿紀伊國屋さま
田町駅前の虎ノ門書店さま(↓写真)で平積みして頂いております。
岐阜高島屋 自由書房さまで平積みして頂いております。
岐阜 三省堂さまでも平積みして頂いております
岐阜アピタ books IKEDAさまでも平積みして頂いております
書店様のご厚意に感謝!感謝!です。 どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
1/1から1/3までは、阿倍野文殊院に、桜井駅と三輪恵比寿神社より、
初詣シャトルバスが運行されているため、大神神社の帰りに
立ち寄ることとしました。
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2016-01-03-1
孝徳天皇の勅願によって大化改新の時に、左大臣となった
安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)が安倍一族の氏寺として建立したのが
「安倍山崇敬寺文殊院」(安倍寺)です。
今では、京都府・天橋立切戸の文殊さん、山形県・奥州亀岡の文殊さんとともに、
「大和安倍の文殊さん」としてその名を知られ、受験生が多く訪れるお寺さんです。
1665年建立の、安倍文殊院の「本堂」は入母屋造りの本瓦葺きで
沢山の絵馬の後ろには能舞台つきの「礼堂」があります。
本堂の右に釈迦堂、左に大師堂、本坊、庫裡が並ぴ庭園を隔てて方丈客殿に
つらなっています。
神社における拝殿にあたり、神社のようですね。
この阿倍文殊院は、「祈祷寺」と呼ばれ、祈祷によって生業を得ている寺院です。
したがって、檀家やお墓はなく、葬儀や法要は行わない形式のお寺なので、
現世利益を求めて訪れる人が多く、その意味でも神社のようなお寺といえますね。
本堂奥にはご本尊文殊菩薩様を安置する「大収蔵庫」があります。
お正月にできる特別拝観は、本堂・収蔵庫拝観と金閣浮御堂拝観で
それぞれ700円ですが、共通拝観券は1200円です。
どちらも、パワーを頂ける記念品付きなので、決して高くはないです。
本堂内では、ご本尊文殊菩薩様の智慧にあやかろうと、受験生の合格祈願の祈祷が
行われていました。
収蔵庫で間近に拝めるご本尊は快慶作の木造極彩色の騎獅文殊菩薩で、
7mもあり日本最大の大きさに圧倒されます。
右手に降魔の利剣を持ち左手に蓮華を持ち獅子に乗った渡海文殊像です。
文殊菩薩は4体の脇侍像(善財童子像・優填王像・維摩居士像・須菩提像)が
取り囲んでおり、渡海文殊群像は5体すべて国宝に指定されており、
その空間はただ凄いの一言です。
本堂を拝観すると、五芒星のマーク入りのお念珠がいただけます。
色もカラフルで、災難除けに身につけておくのにも よさそうです。
文珠池に、その美しい姿を映しているのが「金閣浮御堂」です。
ご本尊の弁財天のほか、内部には「安倍仲麻呂像」「安倍晴明像」
などが祀ってあります。
六面の壁面には、十二天御尊軸が掛けられ四方八方、天地を守っておられます。
文殊院は、安倍晴明公の生誕の地ともいわれ、この浮見堂は陰陽道の根本道場として
参拝者の厄災を払うための「七まいり」の願掛け修行場になっています。
金閣浮御堂を拝観すると、七まいりのおさめ札と肌守りが授与されています。
七難に合わないように念じながら、お堂の周りを七回り、一回 回るたびに
お札を収めます。七回 回るとけっこう息が切れます。
文殊院には、いくつかの古墳があります。さすが奈良は古墳が多い!
とくに、飛鳥時代の文殊院西古墳は、きれいに磨かれた石を巧みに積み上げられて
造られた切石造石室で、全国で7つしかない国指定特別史跡のひとつです。
この古墳は古来より安倍寺の創建者である安倍倉梯麻呂の墓であると
伝えられています。
また、石室には弘法大師お手作りと伝わる願掛け不動の石仏が祀られています。
閼加井の古墳(智恵の窟)は、飛鳥時代の 巨石を使用し加構された古墳で、
羨道の中ほどに数百年の昔より涸れることなく湧き出ている泉は「知恵の水」と呼ばれ
ています。
白山堂
安倍文殊院には「縁結び」の神様もいらっしゃいます!
「白山神社」にはお社の前にはハート型の「縁結び絵馬」がたくさん
掛けられています。
建物自体も重要文化財で、小さいながらも落ち着いて風格あるたたずまいです。
そのほかの色んなお願いは「十一面観音さま」が叶えてくれます。
十一面観音さまの背後にも、「ご分身奉納仏」さんがたくさん祀られています。
その数に圧倒されますね。
合格門
この合格門は松を使って造られております。松は常緑樹で落葉しないこと、
合格門をくぐり合格を「まつ」に引っ掛けてあるようです。
合格門をくぐって展望台に上がると、安倍晴明が天文観測をした所があります。
そこには「安倍晴明堂」が建てられています。ここでは魔除け・方位除けの
願いをすると、パワーがいただけます。
赤い色の作務衣のスタッフの女性が御仏飯?を速やかに
供えられて、次へと立ち去られる姿が印象的でした。
そういえば、全ての鏡餅が紅白重ねで、これまた インパクトありました。
本堂裏の丘の上には、「葛の葉稲荷(くずは稲荷)」があります。
これは、安倍文殊院が安倍晴明の生誕の地であることから、その母とされる白狐を
「信太森葛葉」を祀っているのだそうです。
ここは特に「金運」「財運」の願いを叶えてくれるそうです。
稲荷様のある丘から眺める境内。
年賀状の定番ー安倍文殊院の名物「ジャンボ花絵」の脇に建つ「不動堂」。
中には不動明王さまが祀られています。
阿倍晴明生誕地といわれるパワースポットは、様々な演出もされ、
祈祷寺院として人気があり、大神神社さまの参拝の列より長い待ちが、
延々と続いていました。
しかし、安心してください。寺宝拝観の人は、別の入口より入れます。
家族連れでもけっこう楽しめる おすすめのパワースポットです。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
[三輪明神] ブログ村キーワード
[三輪山] ブログ村キーワード
☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されました。
応援よろしくお願いします
指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ
- 作者: 福富章
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
御蔭様をもちまして
アマゾン売れ筋ランキング 指圧マッサージ部門で最高2位を記録しました。
東京の 高田馬場の芳林堂さま、新宿紀伊國屋さま
田町駅前の虎ノ門書店さま(↓写真)で平積みして頂いております。
岐阜高島屋 自由書房さまで平積みして頂いております。
岐阜 三省堂さまでも平積みして頂いております
岐阜アピタ books IKEDAさまでも平積みして頂いております
書店様のご厚意に感謝!感謝!です。 どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m