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江戸東京の守護神-神田明神さん(神田神社)と門前で頂く甘酒 [パワースポット]

6/18日大阪北部地震で被災された皆さまには謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。

前回までのブログの G.W東京神社仏閣御礼行脚の続きです
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2018-05-15
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2018-05-23
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2018-06-04

正式名称は神田神社ですが、田舎者の私には「神田明神」(大正前の名称)と認識して
いるのは、TV時代劇-銭形平次(境内に碑)を家族で観ていた記憶からでしょうか?
神田明神12-121.JPG

東京の鬼門を守る神様として、東京で事を起こす時にはご挨拶をすべき神社
と言われているのに加え、神田と耳にしたならば、私個人のイメージとしては、
神田=本の町という想いで、出版にあたり外せないと気合を込めて祈願致しました。

神田明神1-136.JPG

願い叶い、御利益に感謝で、訪れる事になり幸いでした。
連休で、神田神社さんも人出が多かったので、前回の写真使用を多めにします。


250-079随神門欄間彫刻.JPG

天平二年(730)に 現在の東京都千代田区大手町・将門塚周辺)に創建され、
江戸幕府が尊崇する神社として現在の地へと造営されたそうです。

慶長五年(1600)徳川家康が、戦勝のご祈祷、「勝守(かちまもり)」を賜わり、
9月15日神田祭の日に行われた関ケ原の戦いに見事勝利を収めた事で
江戸の守護神的な存在になった訳です。

参道には、食事処のほか、江戸時代から続く甘酒店もあり、昔から多くの人々が
お参りしていた歴史を感じます。


神田、日本橋、秋葉原、大手丸の内、旧神田市場、築地魚市場―、
江戸と東京の生活や文化が根付く、108もの町会の総氏神様。
江戸時代「江戸総鎮守」として1300年近くの間、
江戸の全てを守護し続ける明神様です。

大正十二年の関東大震災により社殿が焼失。昭和九年に当時としては画期的な
鉄骨鉄筋コンクリートの総朱漆塗の社殿再建されました。

その怪我の功名で、第二次世界大戦では僅かな損傷で戦災を耐え抜けれたとか。
正しくパワースポツト。

初めて見た時に新しい!? と感じたのは、平成七年から行われた
御造替事業により社殿他建物全てが美しく塗り替えられたからだったのですね。


神田神社さまには、三柱の神様がお祀りされています
境内には、縁起のよい七福神の二神のえびす様・だいこく様
日本一大きな石造りの大国様がおわします。

267だいこく様ご尊像.JPG

一ノ宮は「大己貴命(オオナムチノミコト)」様
大国主命ともいわれ「だいこく様」と親しまれ、国土経営・夫婦和合・縁結び
縁結びとは、男女の仲のみならず、家庭円満、皆が幸福である様にと、
互いの発展の為の繋がりが結ばれる事の神様としての ご神徳があるそうです。

269えびす様ご尊像.JPG

二ノ宮は「少彦名命(スクナヒコナノミコト)」様
「えびす様」として、商売繁昌・事業繁栄・医薬健康・開運招福の神様

308-393-076.JPG

三ノ宮は「平将門命(タイラノマサカドノミコト)」様
江戸東京の守護神として、厄除けの守護神として知られる平安時代末の武将、
平将門公を神とし祀っています。

平将門の首を祀った、大手町の将門塚周辺で天変地異が頻発した事で、
御神威その祟りとして恐れられた事により、その魂を鎮める目的があった様です。

昭和五十九年(1984)、それまで朝敵として明治7年に別殿に出された
将門のご神霊が110年ぶりに本殿に戻されたとの事です。

祈願の日には、結婚式が行われておりました。おめでとうございます!
298-058.JPG
うわぁ~素敵!情緒がありますねぇ~ 参拝の皆さんも見いられてました 

神田神社さんでは、明(あかり)ちゃんと言う名の御神馬も有名です。
御神馬とは、神社に奉納された馬、神田祭などの祭事に使用される馬の事で、
神様の乗り物と言われています。

正式には、御神馬・神幸号(ごしんめ・みゆきごう。
信州・佐久高原で平成22年5月15日生まれた牝馬です。

286神馬神幸号明あかり.JPG

毛並みは「あし毛」といわれ、歳をとる毎に白毛が増え白馬になっていくとの事。
名前の「明(あかり)」は明るく平和な世を願った名前であると共に、
神田明神の「明」の字を頂いたそうです。

もうひとつ、滝が流れ落ちるパワースポットがあります。
279獅子山.JPG
獅子山から流れ出す滝周辺は、賑やかな境内にあって、清々しい空気を感じます。

七つの石鳥居をくぐりお参りできる 境内末社-10-めぐり
313境内末社.JPG
頑張って お参りさせて頂きました

神田神社さんは、秋葉原からも徒歩圏内という好立地から
結構アニメとの繋がりも多く、アニメの聖地としても数多のオタクの方達から
愛されているのだそうです。

258-1-273随神門欄間彫刻境内側.JPG

全く詳しくなくてゴメンナサイ、日本でも特異な神社の地位を確立している
との事で、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」 「ラブライブ」「ごちうさ」
の パネルやコラボグッズが販売されています。
258-399.JPG
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神田神社さんの真横には明神カフェ。 声優さんのスタッフさんが接客される
との事で、アニメ好きの人には、堪えられないでしょうね。

今回の出版の販促動画で、正に御利益のお陰としか言い様がないです。
声優さん達との共演の、思いがけない御縁を頂いたので、何となく気になり
次回には、行ってみたく思いました。


参拝の後は、門前の甘酒屋さんで一服です。
三河屋綾部商店さんと天野屋さんが、甘酒が人気の老舗です。

参道脇にある創業1602年の三河屋綾部商店さん、長い歴史があると知りました。
神田明神三河屋延寿甘酒126.JPG

鳥居前の天野屋さんも創業が1846年。初代は京都・丹後の宮津藩の出で天野新助。
先に江戸へ出て千葉道場で腕を上げ、妬まれて暗殺された弟の仇討ちを目的に
出てきて、ここにいれば仇に出会えるだろうと茶店を出したのが始まりとか。
241.JPG

ともかく、何れも、甘酒の専門店という訳ではなく、元々糀屋さんなのです。

甘酒は米麹と米、あるいは酒粕を原料とする飲料で、その原形は日本書紀にも
書かれている程、歴史の古い飲み物なのです。

俳句では、甘酒の季語は夏です。江戸時代などには夏に飲んでいました。
甘酒は非常に栄養豊富で、糖の吸収が早いので、飲む点滴と言われています。
この日の様な夏日には、冷えた甘酒が最高でしょう?

そこで、三河屋綾部商店さんで、冷やし甘酒と、甘酒まんじゅうを頂きました。
神田明神三河屋延寿甘酒135.JPG

神田神社さんを出、大鳥居の左手「あま酒茶屋」の白い幟がはためく和風のお店。

店の地下6mの天然の創業当時からの土室(むろ)より作り出される米糀をもとに、
さらに「手入れ」を加えて生成し熟成を待って作り上げられたものだそうです。
 
「明神甘酒」の自然の甘味とトロミ、優しく体に染みわたります。
好みで、しょうがパウダー(はじめて知りました)を入れて頂きます。
ほんのりと甘酒の甘みと漉し餡の甘みが口に広がる甘酒まんじゅうが
歩き疲れた体を蘇らせてくれました。

きっと、昔から、旅人の活力源であり楽しみの一つだったのでしょうね。

怨霊と云われた方をお祀りし、現代の若者にも人気を博し、
国学発祥の地でもあり、神馬も本物(造り物が多いのに)、雅楽も生演奏、
江戸の昔からある甘酒で栄養補給できる。

246-1-255-077江戸国学発祥の地.JPG

何かとにかく、流石! 東京の神社って凄いなぁ~という感じですよね。









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