大神神社から檜原神社へ -山の辺の道の道を歩く― [パワースポット]
古代より、奈良盆地の東に連なる美しい青垣の山裾を縫う様に、
三輪山の麓から石上布留を通り、奈良の都へと通じる道がありました。
その路こそ 「日本書紀」にその名が残る、「山の辺の道」です。
「山の辺の道」は 史実に残る我が国最古の道と言えます。
北の起点は、前回のブログ https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2014-03-17
で書きました 「石上神宮」を起点とし、桜井の「金屋の石仏」まで
約17kmの大和三山や古墳・天皇陵を眺め、
万葉の歌碑や古社を辿る行程となります。
今回は、手軽にその雰囲気だけ味わおうと、
大神神社から檜原神社まで山の辺の道を歩き、箸墓古墳を眺め、
纏向古墳に向かって歩き、JR巻向駅から天理へ、
そして石上神宮と向かうコースを考えましたが、これでも、
結構歩きましたし、古代の息吹を感じる事が出来ました。
名古屋より近鉄特急にて-名張駅-まで行き、上本町行の急行に乗り換えて
-桜井駅-で降りて、桜井線で-三輪駅-へ。
ここから、参道の土産物屋、食事処を眺めながら[大神神社]へと向かいます。
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2012-01-02 先ず、[大神神社]さんに 参拝
三輪山を ご神体 として、古くから崇敬を集めています。
くすりの道 を通って、薬水の湧く、狭井神社へ。
狭井神社の宝泉
[市杵島姫神社] に戻り、分岐点のもう一つの道が「山の辺の道」です。
三輪山を仰げる 神域を「山の辺の道」は通ってます。
日本最古という言葉が あちらこちらに見られます。
途中の無人野菜販売所に色気を示す家人は、
手荷物の重さを考慮して自重しておりました。
〝ここから昔ながらの石畳の道だねぇ~〟
と道の様式が変わった事への話題をしていたら
歓迎してくれたのかな? と思わせる様な、
鳥の囀り(メジロ?詳しく無いので・・?)が
間近より聞こえてきて、どんどん接近し通り過ぎても
途切れる事無く、飛び去る事無く囀っている鳥自身も
聞いてる私達も心地良い気分になれて という感じですかね・・
玄賓庵
平安時代に、玄賓僧都が隠棲したという寺で、
静かな佇まいをみせます。
檜原神社
三輪山中の磐座を御神体とし、
拝殿は無く 三ツ鳥居が立つのみです。
天照大神が伊勢に鎮座される前の笠縫邑があったと云われ、
元伊勢とも云われています。
玉砂利が敷き詰められ、掃き清められた祭庭は、
凛とした気品があります。
立派な注連縄が「鳥居」の替わりとなっています。
その鳥居の向こうに ラクダのコブの様な 二つ の秀峰を持つ
「二上山」が望めます。
この鳥居の間に沈む夕日は絶景だそうです。
:
「山の辺の道」に別れを告げ、桃畑や池など長閑な景色の中、
箸墓古墳の方向に向かいます。
入り組んだ道が続き、
ご親切な散歩中のご老人より道を教えて頂いたのにも拘らず、
目印となるはずだった 素麺屋さんと 古墳の数があまりに多すぎて・・
・・・どれかわからない、名称まできちんと聞いておくべきだった・・・
住宅地の路地が入り組んで、特定できず・・
勝手に推測していくものの 大きな道に出れぬままにさまよっていると、
同じように地図を片手に 迷っておられる御夫婦もみえました。
迷いに迷って、ようやく大きな道に出る事が出来、箸墓古墳が見えてきました。
昼は人、夜は神が作ったと云われる 全長272mの巨大な前方後円墳です。
倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓とされ、
卑弥呼の墓と云われる説もあります。
ここから、又、行き止まりに何度も阻まれながら、
親切な住民の方に道を教えて頂きつつ、
巻向駅に辿り着き、予定の電車にぎりぎり間に合いました。
乗り遅れていたら、
天理で石上神宮行きのバスに乗り継げず、タクシーになる所でした。
行程は、4キロ程だったと思いますが、
三輪駅を降りてから、2時間弱を要しました。
交通は極めて不便なのですが、古の神々の里への旅は、
歩くのが良い様にも思います。
神々のお山から 穏やかなパワーを戴いて帰る事が出来ました。
------------------------------------------------------------------------
☆☆☆☆☆-----☆☆☆☆☆-----☆☆☆☆☆----☆☆☆☆☆
<(_ _)> https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2015-01-04
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応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。
どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m
三輪山の麓から石上布留を通り、奈良の都へと通じる道がありました。
その路こそ 「日本書紀」にその名が残る、「山の辺の道」です。
「山の辺の道」は 史実に残る我が国最古の道と言えます。
北の起点は、前回のブログ https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2014-03-17
で書きました 「石上神宮」を起点とし、桜井の「金屋の石仏」まで
約17kmの大和三山や古墳・天皇陵を眺め、
万葉の歌碑や古社を辿る行程となります。
今回は、手軽にその雰囲気だけ味わおうと、
大神神社から檜原神社まで山の辺の道を歩き、箸墓古墳を眺め、
纏向古墳に向かって歩き、JR巻向駅から天理へ、
そして石上神宮と向かうコースを考えましたが、これでも、
結構歩きましたし、古代の息吹を感じる事が出来ました。
名古屋より近鉄特急にて-名張駅-まで行き、上本町行の急行に乗り換えて
-桜井駅-で降りて、桜井線で-三輪駅-へ。
ここから、参道の土産物屋、食事処を眺めながら[大神神社]へと向かいます。
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2012-01-02 先ず、[大神神社]さんに 参拝
三輪山を ご神体 として、古くから崇敬を集めています。
くすりの道 を通って、薬水の湧く、狭井神社へ。
狭井神社の宝泉
[市杵島姫神社] に戻り、分岐点のもう一つの道が「山の辺の道」です。
三輪山を仰げる 神域を「山の辺の道」は通ってます。
日本最古という言葉が あちらこちらに見られます。
途中の無人野菜販売所に色気を示す家人は、
手荷物の重さを考慮して自重しておりました。
〝ここから昔ながらの石畳の道だねぇ~〟
と道の様式が変わった事への話題をしていたら
歓迎してくれたのかな? と思わせる様な、
鳥の囀り(メジロ?詳しく無いので・・?)が
間近より聞こえてきて、どんどん接近し通り過ぎても
途切れる事無く、飛び去る事無く囀っている鳥自身も
聞いてる私達も心地良い気分になれて という感じですかね・・
玄賓庵
平安時代に、玄賓僧都が隠棲したという寺で、
静かな佇まいをみせます。
檜原神社
三輪山中の磐座を御神体とし、
拝殿は無く 三ツ鳥居が立つのみです。
天照大神が伊勢に鎮座される前の笠縫邑があったと云われ、
元伊勢とも云われています。
玉砂利が敷き詰められ、掃き清められた祭庭は、
凛とした気品があります。
立派な注連縄が「鳥居」の替わりとなっています。
その鳥居の向こうに ラクダのコブの様な 二つ の秀峰を持つ
「二上山」が望めます。
この鳥居の間に沈む夕日は絶景だそうです。
:
「山の辺の道」に別れを告げ、桃畑や池など長閑な景色の中、
箸墓古墳の方向に向かいます。
入り組んだ道が続き、
ご親切な散歩中のご老人より道を教えて頂いたのにも拘らず、
目印となるはずだった 素麺屋さんと 古墳の数があまりに多すぎて・・
・・・どれかわからない、名称まできちんと聞いておくべきだった・・・
住宅地の路地が入り組んで、特定できず・・
勝手に推測していくものの 大きな道に出れぬままにさまよっていると、
同じように地図を片手に 迷っておられる御夫婦もみえました。
迷いに迷って、ようやく大きな道に出る事が出来、箸墓古墳が見えてきました。
昼は人、夜は神が作ったと云われる 全長272mの巨大な前方後円墳です。
倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓とされ、
卑弥呼の墓と云われる説もあります。
ここから、又、行き止まりに何度も阻まれながら、
親切な住民の方に道を教えて頂きつつ、
巻向駅に辿り着き、予定の電車にぎりぎり間に合いました。
乗り遅れていたら、
天理で石上神宮行きのバスに乗り継げず、タクシーになる所でした。
行程は、4キロ程だったと思いますが、
三輪駅を降りてから、2時間弱を要しました。
交通は極めて不便なのですが、古の神々の里への旅は、
歩くのが良い様にも思います。
神々のお山から 穏やかなパワーを戴いて帰る事が出来ました。
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