そのお姿は方広寺を守る天狗さま!?―奥山半僧坊 [パワースポット]
浜松駅から遠鉄バス乗場45系 市役所・金指・井伊谷経由 奥山行にて約70分
バス停より10分位歩いて、臨済宗方広寺派本山 方広寺さんに辿り着きます
門前商店街の先の、開帳門から入って、先ずは受付を済ませます。
方広寺の赤い山門がお出迎え
あちこちに点在する五百羅漢さまを眺めながら、参道を進みます。
半僧坊裏参道を進みます。舗装されていない自然散歩道です。
奥山大権現 大鳥居
亀背橋です。 いよいよ方広寺さんの境内に入ります。
方広寺の境内
通天之階への回廊からの方広寺の諸堂の屋根を眺めます
駐車場から境内を眺めた様子
半僧坊の奥の院も視界に入るも…今回は無理…
その奥山方広寺の鎮守の神様は、【奥山半僧坊大権現】
方広寺の開祖である無文元選禅師が、中国天台山にて正法の禅を伝え様と修行され、
明より船に乗船して帰国の折、東シナ海において台風に遭遇されました。
大きく揺れる船のなかで、禅師 は一心に観音経をお読みになっておられた所に
法衣を着て袈裟をまとった、鼻が高く眼光鋭い一人の異人が現れて、
「わたしは禅師が正法 を伝え弘められるために、無事に故国に送り申します」と叫び、
無事に嵐の海を渡って博多の港に導いたのち、お姿を消されたと謂れます。
後年禅師が奥山の地に方広寺を開かれた時、再びその異人が姿を現し、
「禅師の弟子にしていただきたい」と願い出ました。
その際、禅師の「汝、半ば僧に似たる所あり、あえて剃髪するに及ばず」
と、弟子になることを許してから、自他共に「半僧」と称したのだそうです。
その後、
禅師の身の 回りにお仕えしながら修行に励み、禅師が亡くなられた後、
「わたしはこの山を護り、このお寺を護り、世の人々の苦しみや災難を除きましょう」
と言って姿を消したそうです。
以来、半僧坊様は、この方広寺を護る鎮守さまとして祀られ、
世の人々の苦しみや災難を除く権現さまとして、ご信仰を集 めています。
これは、明治十四年に方広寺の裏山で山火事が発生した際に、
無文元選禅師の墓と方広寺の鎮守である「半僧坊」が延焼を免れたことから、
半僧坊の威徳によるものだと評判が広まったそうです。
裏参道である哲学の道を行くと、延命半僧杉が見られます。
何と、その火災により幹の中が炭化したまま生き延びたものだそうです。
半僧坊大権現様の御真体は鼻高天狗で、鼻高天狗は「僧侶型天狗」
に分類されるそうです。
境内の松や杉の木の梢に半身を現すことがあった との逸話から、
その大樹を御神木と称しています。
こちらは、表参道をいくとみる事ができます。
その霊像を造ろうとした時、権現様の姿を見た者は誰もいない為、
霊夢により、京都の仏師、八木孝人を招聘して霊像の制作を依頼しました。
しかし八木氏は大いに困惑しましたが、何度も参籠し懸命に努めたところ、
ある夜、夢枕に一人の老翁が現れ、その姿は猿田彦の様であるとのお告げがあり、
それに基づき、繁昌円満の寸法でも ある尺八寸の木像を彫刻したと謂れています。
その 御真体は15年に一度開帳され、最近では平成25年でした。
期間中は、半僧坊真殿奥にお奉りされています 御真体を、
御厨子の扉を開け、直接拝む事ができるそうです
半僧坊真殿の見所は、何といっても岩五郎作の昇竜降龍。
見事の一言に尽きます。
そして、半僧坊様の鉄下駄。
下駄の上に乗って健脚祈願。
又、無文元選禅師が明より帰国後、行脚されていたところ、現在の浜松市天竜区
鹿島の辺りで、増水した河を渡るのに難儀されていたところ、龍神様が現れ、
そのお姿を橋に変え、開山さまをお渡ししたと謂う伝説があります。
その昔、美女と化して坂上田村麻呂と契りを結んだ大蛇が、
磐田の里椎河渕に身を潜め、椎河竜王と畏敬されていたとか。
無文元選禅師のお徳にて、蛇身から解脱して奥山の里の水を護ったそうです。
哲学の道を進むと、椎河竜王様を祀るお堂が左に見えます。
椎河龍王と奥山半僧坊、そして七尊堂を加えて奥山三社と言います。
そうです。この地は、神仏混合なのです。
七尊堂は、応永8年の棟札を有す、鎌倉時代の建物です。
富士浅間大菩薩 春日大明神 伊勢大神宮 稲荷大明神 八幡大菩薩 梅宮大明神
北野天満大自在天神の七神を祀っています。
奥山半僧坊も、方広寺と半僧坊は渡り廊下で繋がっており、順路に従って
拝観できます。因みに奥山半僧坊でのお祈り等は、臨済宗の方式なのだとか。
半僧坊の御真言は
ところで、回廊から遠望できた三重塔。
実は倒産しない塔として、全国の社長さんが訪れるスポット。
この塔は大阪でラシャ問屋を営んでいた山口玄洞氏の寄進、建立によるものです。
氏は、第一次世界大戦中に財を成すも、その好景気のうちに商売を手控える様に
という長間宮英宗老師の教えにしたがった結果、戦後の倒産が相次ぐ中、
さらに発展を遂げたとの事です。
さて、ワンマンバスの反転地の向かい側、奥山方広寺の門前にあり、
天狗のシンボルのヤツデの葉のマーク入りの大あんまきで有名なお店、
㈱野沢製菓さん の事は、バス降車時に、閉店・休業多い中、営業が確認
できましたので、お世話になった方への御土産用にと、バス待ちに入店
色々な商品が並ぶ中、進物用に日持ちがする-半僧坊最中-をチョイス。
でもやっぱり名物も買わなきゃと、自分用に大あんまき(漉し餡)500円も購入。
結局、自分の口には入らなかったけどね。他に、イチゴ餡や白餡もありました。
ひっそりと寂れた様に見えたのも束の間、最中の餡を詰めて貰っている間に
次々とお客さんが車で-大あんまき-を買いに来店されるのにはびっくり。
帰りに気付いた、車の待機スペース。有名店なんですね!
ところで、野沢製菓さんの大あんまきは、一つがビックリする位でかい!
焼き上がりの、午後2時過ぎから、大あんまきが 飛ぶように売れていきます。
後で、冷蔵で三日程はもつと知り、もっと買えばよかったな…と後悔。
食べられた方からは、「こんな美味しい あんまきは初めて! 皮も美味しいし
こしあんは今まで食べた中で一番の美味しさ♪」と、絶賛の声を頂きました。
そうだったのね うーん! 近いうちに、リベンジしたい お店です。
2017年NHK大河ドラマ【おんな城主 直虎】の舞台の地
このロケの時の写真も、飾ってありますね―次blog-乃木そば神谷さんと同様。
方広寺さんにも、奥山氏を演じた俳優さんのサインが飾られていました
2017年に私共も、大河ドラマ館や縁の地を訪れており懐かしいです
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2017-05-19 その1
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2017-06-06 その2
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2017-06-06-1 その3
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2019年6月27日刊行 『岐阜市の昭和』(写真アルバム) ご覧下さいませ
詳細は
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-15
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-25
拙著**痛みもコリも一瞬でとれる「筋ツイスト」が特集されました↓
各書店さんに感謝! ^m^
あくまでもイメージであって、正確なやり方を解説したものではありませんので御了承下さい
動画のモデル 宮武衿佳さま
https://twitter.com/erika_mytk/status/988812536400171009
動画のナレーション 柊唯也さま
https://twitter.com/yuiya_h/status/988794946978136065
カメラマンの松川コウジ先生
https://twitter.com/PHOTOkoji/status/984751927241031681
モデルの柳沼陽菜さま
https://www.instagram.com/p/Bg8kMM0jMHQ/?hl=ja&taken-by=yaginumahina
(株)ワルキューレのスタッフの皆様、㈱秀和システムの皆様、
関係者の皆様たいへんお世話になりまして有り難うございました。
◎今回、2作目の著書となります。応援よろしくお願いします。
タイトル
痛みもコリも一瞬でとれる「筋ツイスト」
秀和システムさんより 平成30年3月29日刊行
今度は、歪みを矯正することで 痛みやコリを解消する特効法が満載です! ぜひ、読んでください <(_ _)> ↓
◎前著書です。江戸時代の按摩術の秘技より編み出した 自分でコリや痛みを解消する特効法が満載です!
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発売当初のアマゾンキャンペーンの特典動画はこちら↓
バス停より10分位歩いて、臨済宗方広寺派本山 方広寺さんに辿り着きます
門前商店街の先の、開帳門から入って、先ずは受付を済ませます。
方広寺の赤い山門がお出迎え
あちこちに点在する五百羅漢さまを眺めながら、参道を進みます。
半僧坊裏参道を進みます。舗装されていない自然散歩道です。
奥山大権現 大鳥居
亀背橋です。 いよいよ方広寺さんの境内に入ります。
方広寺の境内
通天之階への回廊からの方広寺の諸堂の屋根を眺めます
駐車場から境内を眺めた様子
半僧坊の奥の院も視界に入るも…今回は無理…
その奥山方広寺の鎮守の神様は、【奥山半僧坊大権現】
方広寺の開祖である無文元選禅師が、中国天台山にて正法の禅を伝え様と修行され、
明より船に乗船して帰国の折、東シナ海において台風に遭遇されました。
大きく揺れる船のなかで、禅師 は一心に観音経をお読みになっておられた所に
法衣を着て袈裟をまとった、鼻が高く眼光鋭い一人の異人が現れて、
「わたしは禅師が正法 を伝え弘められるために、無事に故国に送り申します」と叫び、
無事に嵐の海を渡って博多の港に導いたのち、お姿を消されたと謂れます。
後年禅師が奥山の地に方広寺を開かれた時、再びその異人が姿を現し、
「禅師の弟子にしていただきたい」と願い出ました。
その際、禅師の「汝、半ば僧に似たる所あり、あえて剃髪するに及ばず」
と、弟子になることを許してから、自他共に「半僧」と称したのだそうです。
その後、
禅師の身の 回りにお仕えしながら修行に励み、禅師が亡くなられた後、
「わたしはこの山を護り、このお寺を護り、世の人々の苦しみや災難を除きましょう」
と言って姿を消したそうです。
以来、半僧坊様は、この方広寺を護る鎮守さまとして祀られ、
世の人々の苦しみや災難を除く権現さまとして、ご信仰を集 めています。
これは、明治十四年に方広寺の裏山で山火事が発生した際に、
無文元選禅師の墓と方広寺の鎮守である「半僧坊」が延焼を免れたことから、
半僧坊の威徳によるものだと評判が広まったそうです。
裏参道である哲学の道を行くと、延命半僧杉が見られます。
何と、その火災により幹の中が炭化したまま生き延びたものだそうです。
半僧坊大権現様の御真体は鼻高天狗で、鼻高天狗は「僧侶型天狗」
に分類されるそうです。
境内の松や杉の木の梢に半身を現すことがあった との逸話から、
その大樹を御神木と称しています。
こちらは、表参道をいくとみる事ができます。
その霊像を造ろうとした時、権現様の姿を見た者は誰もいない為、
霊夢により、京都の仏師、八木孝人を招聘して霊像の制作を依頼しました。
しかし八木氏は大いに困惑しましたが、何度も参籠し懸命に努めたところ、
ある夜、夢枕に一人の老翁が現れ、その姿は猿田彦の様であるとのお告げがあり、
それに基づき、繁昌円満の寸法でも ある尺八寸の木像を彫刻したと謂れています。
その 御真体は15年に一度開帳され、最近では平成25年でした。
期間中は、半僧坊真殿奥にお奉りされています 御真体を、
御厨子の扉を開け、直接拝む事ができるそうです
半僧坊真殿の見所は、何といっても岩五郎作の昇竜降龍。
見事の一言に尽きます。
そして、半僧坊様の鉄下駄。
下駄の上に乗って健脚祈願。
又、無文元選禅師が明より帰国後、行脚されていたところ、現在の浜松市天竜区
鹿島の辺りで、増水した河を渡るのに難儀されていたところ、龍神様が現れ、
そのお姿を橋に変え、開山さまをお渡ししたと謂う伝説があります。
その昔、美女と化して坂上田村麻呂と契りを結んだ大蛇が、
磐田の里椎河渕に身を潜め、椎河竜王と畏敬されていたとか。
無文元選禅師のお徳にて、蛇身から解脱して奥山の里の水を護ったそうです。
哲学の道を進むと、椎河竜王様を祀るお堂が左に見えます。
椎河龍王と奥山半僧坊、そして七尊堂を加えて奥山三社と言います。
そうです。この地は、神仏混合なのです。
七尊堂は、応永8年の棟札を有す、鎌倉時代の建物です。
富士浅間大菩薩 春日大明神 伊勢大神宮 稲荷大明神 八幡大菩薩 梅宮大明神
北野天満大自在天神の七神を祀っています。
奥山半僧坊も、方広寺と半僧坊は渡り廊下で繋がっており、順路に従って
拝観できます。因みに奥山半僧坊でのお祈り等は、臨済宗の方式なのだとか。
半僧坊の御真言は
ところで、回廊から遠望できた三重塔。
実は倒産しない塔として、全国の社長さんが訪れるスポット。
この塔は大阪でラシャ問屋を営んでいた山口玄洞氏の寄進、建立によるものです。
氏は、第一次世界大戦中に財を成すも、その好景気のうちに商売を手控える様に
という長間宮英宗老師の教えにしたがった結果、戦後の倒産が相次ぐ中、
さらに発展を遂げたとの事です。
さて、ワンマンバスの反転地の向かい側、奥山方広寺の門前にあり、
天狗のシンボルのヤツデの葉のマーク入りの大あんまきで有名なお店、
㈱野沢製菓さん の事は、バス降車時に、閉店・休業多い中、営業が確認
できましたので、お世話になった方への御土産用にと、バス待ちに入店
色々な商品が並ぶ中、進物用に日持ちがする-半僧坊最中-をチョイス。
でもやっぱり名物も買わなきゃと、自分用に大あんまき(漉し餡)500円も購入。
結局、自分の口には入らなかったけどね。他に、イチゴ餡や白餡もありました。
ひっそりと寂れた様に見えたのも束の間、最中の餡を詰めて貰っている間に
次々とお客さんが車で-大あんまき-を買いに来店されるのにはびっくり。
帰りに気付いた、車の待機スペース。有名店なんですね!
ところで、野沢製菓さんの大あんまきは、一つがビックリする位でかい!
焼き上がりの、午後2時過ぎから、大あんまきが 飛ぶように売れていきます。
後で、冷蔵で三日程はもつと知り、もっと買えばよかったな…と後悔。
食べられた方からは、「こんな美味しい あんまきは初めて! 皮も美味しいし
こしあんは今まで食べた中で一番の美味しさ♪」と、絶賛の声を頂きました。
そうだったのね うーん! 近いうちに、リベンジしたい お店です。
2017年NHK大河ドラマ【おんな城主 直虎】の舞台の地
このロケの時の写真も、飾ってありますね―次blog-乃木そば神谷さんと同様。
方広寺さんにも、奥山氏を演じた俳優さんのサインが飾られていました
2017年に私共も、大河ドラマ館や縁の地を訪れており懐かしいです
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2017-05-19 その1
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2017-06-06 その2
https://gifu-sengoku.blog.ss-blog.jp/2017-06-06-1 その3
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2019年6月27日刊行 『岐阜市の昭和』(写真アルバム) ご覧下さいませ
詳細は
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-15
https://ma35-main.blog.ss-blog.jp/2019-06-25
拙著**痛みもコリも一瞬でとれる「筋ツイスト」が特集されました↓
各書店さんに感謝! ^m^
あくまでもイメージであって、正確なやり方を解説したものではありませんので御了承下さい
動画のモデル 宮武衿佳さま
https://twitter.com/erika_mytk/status/988812536400171009
動画のナレーション 柊唯也さま
https://twitter.com/yuiya_h/status/988794946978136065
カメラマンの松川コウジ先生
https://twitter.com/PHOTOkoji/status/984751927241031681
モデルの柳沼陽菜さま
https://www.instagram.com/p/Bg8kMM0jMHQ/?hl=ja&taken-by=yaginumahina
(株)ワルキューレのスタッフの皆様、㈱秀和システムの皆様、
関係者の皆様たいへんお世話になりまして有り難うございました。
◎今回、2作目の著書となります。応援よろしくお願いします。
タイトル
痛みもコリも一瞬でとれる「筋ツイスト」
秀和システムさんより 平成30年3月29日刊行
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- 価格: 1,404 円
◎前著書です。江戸時代の按摩術の秘技より編み出した 自分でコリや痛みを解消する特効法が満載です!
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