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斉藤道三が移した 美江寺観音 [戦国]

美江寺観音の本尊、脱乾漆十一面観世音菩薩は、
美濃十六条村(現 瑞穂市美江寺)より、
斉藤道三が稲葉山城の城主となった時に、南西の守護として美江寺観音を
移された時の城下の鎮護のため安置されたものです。
瑞穂の美江寺は、秘仏である十一面観世音菩薩の代役の御前立像を本尊とし、
経堂をに収めました。

元々は、伊賀国名張郡伊賀寺に安置されたものを、
木曽・長良・揖斐の河川の氾濫を鎮める為に、
本尊を十六条村に移したところ、三川の氾濫が治まった為、
美しい長江 の意の 美江寺と いう名が付けられた
との 謂われがあります。

土岐家家臣和田佐渡守が、応仁の乱で焼失した寺を再興し、
その勢力が拡大していた為、
道三が、勢力を抑え、自らの力を示すために、移転した
とも言われています。

その後も、織田信長上洛の際、祈願文を奉納、
織田信孝が月成夫銭三千一貫文寄進、
徳川家康より寺領十石を賜る等、戦国武将との造詣も深い寺院です。



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美江寺観音の近くには、岐阜で有名な 名物そば(一般的と違って、8:2 とか?
が食べられる 〝更科〟さん があります。
名古屋からも、定期的に訪れる方もおられ、殆どの方が、
代名詞ともいえる 〝冷やしたぬき〟をオーダーされます。
私は、〝冷やしたぬき W〔大盛り〕〟が定番で、
甘辛いお揚げ と、カリッとした揚げ玉(どちらも増量は有料)と、
濃厚な汁に絡まった太いそばは、病み付きになります。

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大垣城 と 関ヶ原の戦い [戦国]

大垣城
大垣城は1635年尼崎城より入城した戸田氏鉄から大政奉還まで
戸田氏が城主を務めましたが、
歴史上に名を馳せたのは、関ヶ原の戦いにて西軍の拠点になった事です。
1595年に伊藤祐盛の時に天守が築かれましたが、石田三成率いる西軍は美濃入りして
祐盛の子盛宗に城を明け渡させ、入城を果たし、
三成の他、島津義弘・豊久、宇喜多秀家、長束正家により軍議が開かれました。
家康らの遠路の移動による疲労を突く夜襲や大垣城に籠城し毛利輝元の出馬を待つ案が
出されましたが、三成は 関ヶ原に移動しての 野戦を選択します。
大垣城では、三成の義弟である福原長堯(ながたか)・熊谷直盛・垣見家純
を主力とする守衛部隊と
東軍水野勝成・西尾光教・堀尾忠氏らによる激しい攻防戦が行われました。
関ヶ原の戦い の敗戦がもたらされ、
水野勝成と旧知の仲である大垣守備隊の秋月種長に内応を迫り、
相良頼房、高橋元種と共に、福原・熊谷他、垣見・木村の城将の暗殺を謀り、
福原以外は討たれてしまうのです。
福原長堯は、必死の防戦をするも、内応勢も東軍に加わり、
城兵が少なくなり、ついに降伏する事となったのです。
こうして、関ヶ原の戦い の8日後に大垣城は落城したのです。


大垣城は1535年に築城され、戦前には国宝に指定されていましたが、
1945年7月の空襲で焼失。
1959年に再建、外壁・屋根の老朽化に伴い、
2009年から復元改修工事が始まり、城の外観を戦前のものに
近付ける様に、外壁・窓・瓦を古い文献や戦前の写真を元に
復元され今年2月12日の改修終了し、改修後の雄姿が見られます。

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『おあむ日記』
おあむ の父親は石田三成の家臣で300石取りの山田去暦という侍で、
父と共に大垣城に籠城していたが、かつて家康の書道の師匠であった為、
おあむ は落城寸前に救われて、大垣城を脱出しています。
西堀の松から舟に乗って逃れたとされる、おあむ の松が残ったそうです。
『おあむ日記』の展示は複製ですが、展示品の中で一番印象深いです。
おあむが 年老いたのち、16歳の時に体験した思い出を筆録したもので、
関ヶ原の戦い中に、女達が鉛で鉄砲玉を造っていたり、
父や兄が取ってきた首に首化粧、つまりお歯黒をつけて、
身分の高い者に見せかけ良い恩賞を得ようとした様子が描かれています。
おあむは、
「最初は恐ろしかったが、生首も見慣れてくると意外と可愛いものだ」
の様な事が事が書かれていて、背筋が寒くなります。
しかも、美しい文字で書かれている為、内容とのギャップが興味を深めます。


飲食空間 芭蕉三六〇

大垣城と、JR大垣駅の中間地点にある古い民家を使った居酒屋さんですが、
ランチがお勧めで大垣城探訪の際に立ち寄るのに最適です。
特に芭蕉弁当は、ボリュームたっぷりの
熱々の天ぷらに、新鮮な刺身、焼き魚に良い味付けの煮物、
三色団子にデザートのイチゴまで付いて980円は満足度◎です!

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信長と家康ゆかりの歴史の舞台となった寺 岐阜市 立政寺  [戦国]

亀甲山 護国院立政寺  
智通上人を開山として創建され、かつては美濃はもとより、
尾張・伊勢・近江・信濃に及ぶ
浄土宗の中心寺院でとして天下七壇林の一つに数えられています。


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織田信長が岐阜を拠点にして、天下布武を目指した時、
明智光秀と細川藤孝の仲介により、
足利義昭をこの寺に迎え、初めての対面を果たしています。
この時、義昭の御座所となった正法軒跡が残っています。

       正法軒跡

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徳川家康は、関ヶ原の戦いに向け西進途中、立政寺で休息をとった。
住職が柿でもてなした時、盆より柿が転げ落ちひやりとしたが、
「(西軍の拠点としている)大垣(大柿) が落ちましたな」 と、
機転を利かせて家康を喜ばせたと言う伝説も伝わっています。

立政寺近く、県立図書館内のレストラン-杏-さんのランチがお勧めです。
この日は、鰆の西京焼きと 豚肉の梅肉巻き揚げ がメイン で、
980円で とても クオリティが高い内容でした。

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また、レストランウエディングもできるという 洒落た広い庭を望む 
スペースでゆったりと 食事が出来ます。 

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鏡島 瑞光山 乙津寺 (鏡島弘法)   

立政寺の北1㎞にある、臨済宗妙心寺派の寺院で、
岐阜では、〝かがしまの弘法さん〟と呼ばれ、
毎月21日の縁日には多くの露店が並び賑わいをみせています。

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また、境内には空海が地面に刺した杖が梅になったと言われる
〝弘法の梅〟があり、別名梅寺とも呼ばれています。

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津島神社と津島麩の田楽 [戦国]

津島神社  
欽明天皇元年の御鎮座といわれ、授福・疫病災難除けの神といわれる
須佐之男命を祭神として祀っています。
牛頭天王信仰・津島信仰の総本社として全国に知られています。
信長・秀吉・家康のいわゆる尾張三英傑の崇敬を受け、
織田・豊臣・徳川との繋がりがとりわけ深く、
朱塗りの柱が美しい尾張様式の社殿が立ち並んでいます。
人の少ない時に行くと、パワーを感じられるスポットです。

織田家織田氏の氏神として敬い、社殿の造営を行っています。
織田家の家紋、織田木瓜は、津島神社の神門と同じ事からも、
その繋がりが覗い知れます。

豊臣家
豊臣家は、社領を寄進して社殿を修理・造営するなど 厚く保護をしております。
桃山式の建築様式の楼門は、秀吉の寄進によるもので、
南門は、秀頼の病気平癒の為、秀頼が寄進しています。

徳川家本殿は、松平忠義の妻政子の寄進と言われます。
尾張藩主により1293石の神領を与えられ、後に幕府公認の朱印状
の地となっています。

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御旅所跡の大銀杏  
天王通りの北側の小高い丘に樹齢400年の大木が立っており、
東鳥居そばの大銀杏と共に、天然記念物に指定されています。
幹回り5.14m、樹高30mの雄の木であり、津島神社の御旅所地にあった為、
神木として崇められ保護されてきました。

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くつろぎ処 つしま庵 
割烹-魚しま-さん がやっておられる茶寮・食事処で、
割烹の洗練された美味しい料理が少しずつランチでいただけるのが、
お値打ちでうれしい限りです。
津島麩というヨモギの生麩田楽は絶品です!
田楽定食の田楽は、ぜひ、生麩田楽を混ぜたものを選択して下さいね!
また、煮物が美味しいと思う事はめったにないのですが、ここのは、そう感じます。
田楽定食1300円 魚しま定食1500円。


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食後の白玉の入ったあんみつも絶品でした。

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